米ニューヨークで立ち上げるシード・アクセラレーター「FabFoundry」

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新会社「FabFoundry Inc」を米ニューヨークで始めました。FabFoundryではデジタル技術を活用したモノづくり(Digital Fabrication)をするスタートアップ企業を育てるシード・アクセラレーター事業と、気軽にモノづくりを始められるアイディアを育てられるモノづくりコミュニティ「FabCafe」を組み合わせた、新しいタイプの「インキュベーター+アクセラレーター」の事業を立ち上げる予定です。

現在は自己資金と一部のエンジェル投資という最低限の運転資金で経営しています。ただ今秋のFabCafe NYCの開店と、今冬のFabFoundryアクセラレーター・プログラムの開講に向けて、本格的な資金調達(シード資金)を始めるフェーズに入っています。10年前のSix Apartでは、資金調達に長けた経営メンバーが矢継ぎ早に資金調達やM&A(合併・買収)をまとめてくれたので、私は必要に応じて頼まれた資料を出すだけでしたが、今回は自分が主導しなければならず、本当に苦労しています。でも、それも含めて経験ですので、せっかく与えられたニューヨークでの資金調達の機会をやりきれればと思っております。

「ベンチャー企業」の定義が間違ってませんか?

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昨日の日経産業新聞1面のサイバーエージェントの人事担当者インタビューから。

「ライブドア事件でネット系ベンチャー企業(VB)のイメージが悪化したとも言われる。採用への影響は。」

ライブドアもサイバーエージェントも、上場して何年も経つ大企業なのに、ここでは明らかに「ベンチャー企業」と定義されている。「ベンチャー企業」の定義が間違っていないでしょうか?でないと「創業1年、社員10人の企業」と、「創業10年、上場後5年、社員何百人の企業」が、両方とも「ベンチャー企業」として並列になってしまいます…

大学発ベンチャーのインキュベーション

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NIKKEI NETを読んでいたら、「大学発ベンチャー、大手銀グループが支援競う」という記事があった。ただ、記事を読み進めると、支援といっても「会社の設立方法などを手ほどきする」などの座学的な印象。

 三菱東京フィナンシャル・グループが始めるセミナーは起業を考える学生や研究者を対象に会社の設立方法などを手ほどきする。第一弾として13日に筑波大学で開く。東京三菱銀行や三菱信託銀行、三菱証券などが演習問題や実例を交え、技術や特許をビジネスにつなげる方法を指南する。三井住友フィナンシャルグループは大学に企業を紹介するサービスを始める。大学の技術移転機関(TLO)の研究成果や技術情報を集約し、銀行の取引先企業に幅広く提供する。大学発ベンチャー企業向けに提携先になりそうな企業を集めた説明会を開き、産学連携を仲介する事業も準備中。6日と13日に東京・大阪で国立大学の担当者を集め会議を開く。

もし本当にこのぐらいの手ほどきでビジネスがまわるんだと支援側が思っているんであれば、長年日本でベンチャーが育たない理由の一つが理解されていないような気がするが、それよりも(最近の)大学発ベンチャーに対する新聞の取り上げ方が、なーんも分かっていない気がする。

金融機関がもしこの程度の支援しかしないのであれば、「これでは過去と同じで失敗するだろう」と厳しく指摘するべきだと思うし、もし金融機関側はもっと深く突っ込んで支援する体制を整えているのに、記事がこのような内容になっているのであれば、記事の質の低さが目に余る、と言えるのではないだろうか。

昨年初めに、東大の博士課程でバイオをやっている学生さんと話したときにも、「まわりは『今こそ起業』とか話しているが、そもそも教授をはじめとしてビジネス経験者はゼロ。起業支援の制度などもあるが、似たり寄ったりでいかにも心もとないので、海外のベンチャーに入って武者修行するつもりです」と言っていた。彼なんかは、当然セミナーで教えてもらう程度の内容は、自分で学習したが、それがかえって周りの環境の危うさ(経験のなさ)を露呈したようなもの。

論点がぶれてしまったが、大学発ベンチャーのインキュベーションが重要であることに異論はないが、支援する金融機関や報道するメディアがこれでは、ネットバブル崩壊のような末路が待っているのではないか、と暗い気持ちになる。せめて自分のまわりでは、こんなことがないように進んでいったらいいのにな、と思う。

サービスとリスク

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8月末に購入した某社の水冷パソコン。静かなので居間に置いておくには最適なのですが、導入当初からちょっと不安定でした。

購入日、DVDが再生できるというので、購入したビックカメラでつけてもらった販促用DVD(イメージビデオみたいなもの)を再生したところ、1分ぐらいで突然電源が落ち、再起動後はDVD再生ソフトのexeファイルが消えてしまう、という恐い症状。システムの復元で元に戻り、その後そういった症状は起きていないのですが(というか、恐くてDVDはPS2でしか再生していない…。5.1chに対応していないし)。

その後、次に問題になったのは、付属のリモコンで「停止」「巻き戻し」「早送り」の3ボタンが効かなくなったこと。ジョグダイヤルのようなもので、巻き戻しと早送りはそれなりに対応しているものの、停止できないのは結構イタイ。

3カ月ガマンしてきたのですが、やっとサポートと話す時間もとれるようになってきたので、意を決してサポートに対応をお願いしました。

ところが…

戦術と指揮、ふたたび

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戦術と指揮―命令の与え方・集団の動かし方 バトル・シミュレーション
数日前にエントリーした「戦術と指揮」だが、読み直してみると改めて気づかされることが多い。

例えば2章は「基本演習」と題して、ミニクイズ形式で戦術の基礎を学んでいく。1ページにクイズ(というよりは演習ですな、やはり)があり、ページをめくると1ページが解答と解説になっているのである。例えばこんな感じ。


Battle 4・屈折点における戦い方
本書75ページ

演習5敵と味方が、一直線の作戦線において出あう場合は、たくみな戦術をつかうことはむずかしく、力まかせの戦闘になる。

したがって、戦場の選定は、テクニックのつかいやすい作戦線がまがった部分(屈折点)がえらばれる。戦場は、この屈折点に先に到着した側が、主導権をにぎる。

作戦線の屈折点を利用して防御する場合、A〜Cのいずれが有利か?


みなさんの答えは、A、B、C、どれだろうか?
(すぐに続きを読まずに、少し考えてみてください)。

街を舞台にマルチプレーヤー・ゲームを

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Technology Review誌の友人から、「街を舞台にしたマルチ・プレーヤー・ゲームの記事があるぞ」と教えてもらった。Mattは、僕がこういうマルチ・プレーヤー・ゲームのビジネスプランを書いていたことを知っているのだ(何を隠そうSyncWorldというのは、このビジネスプランのベンチャー名でありゲームシリーズ名だったのだ)。

Let the Games Converge!

By Patric Hadenius
October 15, 2003

The two hottest trends in computer gaming are portability and multiplayer interactions. A Swedish research lab and telecom giant Nokia are putting these capabilities together.

どうも、スウェーデンのVisbyという街を舞台に、オンライン・マルチプレーヤー・ゲームさながらの環境が設定されているらしい。

戦術と指揮

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戦術と指揮―命令の与え方・集団の動かし方 バトル・シミュレーション
ふと書棚を見ていたら、2年前に買った本が出てきた。今はなき赤坂通りの本屋で買ったもの。この「戦術と指揮」という本、実は1995年刊行の本。内容は文字通りタイトル通り、軍隊の戦術について語った本。著者の松村劭氏は、元自衛隊陸将補で、本書の内容は主にケース(中川盆地における戦闘、Q島における作戦活動)を用いて、戦場における戦術と指揮について語っている。

契約書は重要なんだけど…

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最近、英文の契約書を見る(レビューする)機会が多い。振り返れば、約1年前も同じように英文の契約書とにらめっこしていた。さらに2年前には、これは仕事ではないが、授業の中で、やはりTerm sheetを書く授業があって、少しの間あーでもない、こーでもないと言っていた。別に英文を見るのも、契約書を精査するするのも本職ではないが、人手が少ないところにいると、兼務でやらないといけないということなのです。

そして、感じたことは、やはり契約書というのは、人と人(この場合は法人と法人ですが)のカラーというか、性格というのが、なんとなく出てくるんだなぁ、ということです。相手をそれなりに知っていたりすると、その条項が、どういう背景で出てきたのかなんていうのが、それなりに憶測できたりします。思えば、ベンチャーのTerm sheetのときにも、東海岸スタイルや西海岸スタイル(正式な呼び名は忘れましたが)というのがあるそうで、その背景を聞くとそれなりに納得できたりもしていたのですが、実際に字句を追っていると、それがより鮮明に伝わってくるのに、驚いています。

しかし、正直なところ、このプロセス、非生産的なので、どうにかならないかな〜、というのも事実。あら捜しをしている時間がもったいないよ!そんな時間があったら、ほかのことをしたらもっと生産的なのに、とか。

国内産スパークリングワイン「Kizan Traditional Brut」から、Entrepreneurshipを思う(かなりこじつけ)

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機山ワインの雄姿山梨県で作られている、本格的スパークリングワイン(いわゆる“シャンパン製法”と言われる瓶内二次発酵ワイン)の機山トラディショナル・ブリュを飲みました。かなり忠実にシャンパンの製法を再現してつくっていると聞き、期待して飲んでみました。

飲み口ドライで、最初のインパクトは悪くなかったのですが、炭酸がかなり弱め。そして残念なことに、味に複雑さがあまりありませんでした。ドライなシャンパンは、その炭酸の陰に、複雑ななんとも言えない味わいとノドごしがあるからこそ、おいしいと思うのですが、この機山Brutは、ちょっと辛口白ワインがストレートに来すぎているような感じ。でも、このワインをくれた人いわく、「非常に熱心にシャンパン作りに取り組んでいる」そうですので、これからもっとおいしくなることに期待しています。

しかし、これを飲みながら思ったのは、やはり伝統というものは、ムダに積み重なっているわけではないのだな、ということです。

Giant company, life-time employment, and stability

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I don't remember what was the source of these survey results, but was surprised at the recent survey showing that the largest number of young Japanese people who just started working for a company showed the preference for the stability of employment: working for large companies under the life-time employment system. Under such economic environments, even big companies don't guarantee the stability of the employment, but for young "salaried people" they believe the bigger the company they work for, the more stable conditions will be.