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    <title>SyncWorld</title>
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    <updated>2019-03-12T15:30:54Z</updated>
    <subtitle>Sync A World You Want To Explore - A portal to a new world!</subtitle>
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    <title>私がProject Management Bootcampに協力する理由</title>
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    <published>2018-05-02T00:39:01Z</published>
    <updated>2019-03-12T15:30:54Z</updated>

    <summary>米スタートアップの日本での試作・量産プロジェクトを支えるためのプログラム「Project Management Bootcamp」を今夏から東京・西荻で開始。何故このプロジェクトに多くの第一人者がメンターとして参画するのか？</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="Entrepreneurship" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="Hardware" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="Manufacturing" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>ゴールデンウィーク直前の4月25日、東京・西荻窪で開設予定のコワーキング・メーカースペース「<a href="https://www.nishiogiplace.com/" target="_blank">Nishiogi Place</a>」が、今年の夏から「<a href="https://www.nishiogiplace.com/project-management-bootcamp/" target="_blank">Project Management Bootcamp</a>（仮称）」を始めると<a href="https://www.value-press.com/pressrelease/200727" target="_blank">発表しました</a>。そして、日本のハードウェア・スタートアップ業界を牽引するCEREVOの前CEOである<a href="http://warenosyo.com/" target="_blank">岩佐さん</a>をはじめ、多くの<a href="https://www.nishiogiplace.com/project-management-bootcamp/#block-yui_3_17_2_1_1524748770093_19490" target="_blank">アドバイザー</a>/<a href="https://www.nishiogiplace.com/project-management-bootcamp/#block-yui_3_17_2_1_1524758554803_23281" target="_blank">メンター</a>陣の一人として、私もリストしていただいています。今回はなぜ、このProject Management Bootcampに賛同しているのかについて書きたいと思います。<p>

<p><a href="https://www.nishiogiplace.com/" target="_blank"><img alt="Nishiogi Place.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/Nishiogi%20Place.jpg" width="720" height="509" class="mt-image-none" style="" /></a></P>]]>
        <![CDATA[<h3>異なる文化を持った組織間の取引は難しい</h3>
<p>米国のハードウェア・スタートアップに、日本での試作・量産のプロジェクト管理を組み合わせて、新しい国際的なスタートアップ向けサプライチェーンを構築しようと活動を本格化したのは2016年。それ以来、複数のプロジェクトの間に立って（正確にはスタートアップ側に立って）きました。<p>

<p>どのプロジェクトでも、現場から課題として上がるのは、次のようなものです。</p>

<ul>
<li>言語（日本語/英語）</li>
<li>物理的な距離（ハードウェアをお互いで見せ合えない）</li>
<li>時差（やり取りがタイムリーにできない）</li>
</ul>

<p>しかし、私が日米間でのプロジェクト、特に米国のスタートアップと日本の大企業の間のプロジェクトに（米国のスタートアップの視点で）20年ほど携わって感じる課題は、上記の3つよりも、むしろ次のようなものに集約されます。</p>

<ul>
<li>仕事の進め方の違い（例: 大企業とスタートアップ）</li>
<li>置かれたビジネス環境の違い（例: P/L重視かキャッシュ重視か）</li>
<li>社会インフラの違い（例: クレジットカード決済かFeliCa決済か）</li>
</ul>

<p>同じ国や組織の中で生活していると、こうした「当たり前のもの」が、実は相手の環境では異なっていることを意識しないからです。この事実は「現場から課題として上がる」ものに、こういったものがほとんど上がってこないことからも伺えます。</p>

<p>なので、プロジェクトで相手の組織とやり取りするインタフェースになる人を選ぶ際には、私は次のような視点で選ぶことが多いです。</p>

<ul>
<li>言語能力（＝バイリンガル）よりも、現場での実務経験</li>
<li>スタートアップでの就業経験や取引経験</li>
<li>米国企業での仕事の進め方の知識・経験</li>
</ul>

<p>日本の製造業に従事するプロジェクトマネジャーは優秀な方が多く、この方々が国際的なサプライチェーンが拡大している現在、国際的な舞台で活躍できる可能性は高いと考えています。またプロジェクトマネジャーの経験が乏しくても、学校教育や文化的な背景から、プロジェクトマネジャー向けの人材が多い印象を持っています。</p>

<p>一方で、「スタートアップに関する知識・経験」や「日本企業と米国企業での仕事に対する姿勢の違い」については、そもそも知識や経験を得る機会が日本では乏しく、結果として「日本流」でプロジェクトを進めてしまい、後から隘路にはまるという事例が少なくありません。</p>

<h3>経産省が「スタートアップのモノづくり支援」を提案</h3>
<p>一方で、昨年の夏ごろから、経済産業省（経産省）が「スタートアップのモノづくりを支援する拠点を、日本各地に作る」という構築事業が立ち上がりました。こうした拠点は、スタートアップがハードウェアを「試作・量産」する上での課題を解決することを目的としています。ただスタートアップが少ない日本だけを対象にするのでは経済合理性がないため、「グローバルな受託体制」を作ることが不可欠です。</p>

<ul>
<li><a href="https://startup-f.jp/" target="_blank">Startup Factory（スタートアップファクトリー）構築事業</a></li>
</ul>

<p>実際、経産省のご担当の方の計らいで、この支援事業に関して、いろいろな方にお会いしましたが、多くの方が「海外のスタートアップからどのように受注するのか」に高い関心をお持ちでした。</p>

<p>日本の製造業は、コスト削減のために発注先を中国をはじめとするアジア諸国に広げてきました。しかし海外からの受託は少なく、あったとしても米国の大企業からの受注がほとんどです。日本の製造業は、受託に関しては「ガラパゴス化」が進んでいます。</p>

<p>一方、中国・深センが「中国のシリコンバレー」「ハードウェアのシリコンバレー」と呼ばれて数年が経過しました。深センのスタートアップを支えているのは、スタートアップからの受注の経験が豊富なサプライチェーンの層の厚さです。このサプライチェーンを作り上げた大きな推進力は、米国のスタートアップからの製造受託にほかありません。</p>

<p>深センが「中国のシリコンバレー＝スタートアップのメッカ」になれたのは、政府が「スタートアップ振興」を進めたからだけではありません。米国のスタートアップ企業からプロジェクトを受託し、一緒にプロジェクトを進める上で、「起業家スピリット」を<strong>体験</strong>し、場合によっては米国スタートアップ企業に転職し、その人が地元に戻り起業する、というような、「人の成長の過程」が不可欠だったはずです。</p>

<p>一方、起業家スピリットにあふれ、何の体験もなく、いきなり単身シリコンバレーに渡れるような方は決して多くありません。日本国内では、そもそもいきなり会社を辞めて起業するというのは簡単ではありません。</p>

<p>確かにシリコンバレーには多くの成功した起業家が、エンジェル投資家やVCとして活躍しており、数多くのメンターも揃っており、いきなりの起業を支援する環境に恵まれています。</p>

<p>それでも多くの起業家は、まずはスタートアップ（もしくはスタートアップ・スピリットを失っていないテック企業）に入り、そこで得た経験や人脈を活用して、自分自身のスタートアップを始めます。</p>

<p>私がニューヨークに拠点を置くFabFoundry社を通じて、米国のスタートアップ企業を日本に招待し、一定期間、日本で活動してもらいながら、日本のエコシステムの一部として活躍してもらうことを続けているのは、まさに「日本の起業家を増やす」ためには、まずスタートアップ企業と一緒にプロジェクトを体験する」や「スタートアップ企業に勤めてみる」という機会を増やす必要があるからだと考えているからです。</p>

<p>2016年春に「Monozukuri Bootcamp」を、京都の<a href="http://makersboot.camp/" target="_blank">Makers Boot Camp</a>と始めました。現実のプロジェクトを通じてリアルにスタートアップと触れ合える「エコシステム」を日本の中に作ることを目的の一つとしたのです。このエコシステムが出来上がると、先ほど述べた日本の製造業の「ガラパゴス化」を止めることができるに違いないと考えたのです。実際に、6人のスタートアップのメンバーが6週間を過ごした京都では、その半年後にハードウェアに絞ったVCファンド「<a href="https://makersboot.camp/ja/mbcshisakufund/" target="_blank">MBC試作ファンド</a>」が立ち上がり、日本と米国のハードウェア・スタートアップへの投資をトリガーに、米国スタートアップとのプロジェクトが増えています。</p>

<p>世界のスタートアップに触れ合える機会を作るだけでは、閉鎖的な日本の製造業の考え方をグローバルに変革させる事は短期間では難しく、また世界のハードウェアスタートアップも日本や中国を含めた「海外のモノづくり企業との取引」や「製造プロジェクトの管理」のノウハウも無いため、双方の間に立って緩和剤の役割を果たしつつ製造プロジェクトを管理できる「プロジェクトマネジャー」に対してのニーズが増えており、「プロジェクトマネジャー」を養成していく必要性が高まってきていると考えています。例えば、経産省のスタートアップファクトリー支援事業は、「グローバル・ベンチャー・エコシステム連携加速化事業補助金」として平成29年度補正予算が30億円つきました。</p>

<h3>先人の追体験や実プロジェクトの体験を重視</h3>
<p>Nishiogi Placeを始めるHee Gun Eom氏から、西荻窪でメイカーのコミュニティを作るためのアドバイスを求められたのは、まさにこのようなタイミングでした。私の中では「こうした機運が広がる中、ボトルネックになるのは、人材の供給である」という危機感がありました。</p>

<p><strike>（後編に続く）</strike></p>]]>
    </content>
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<entry>
    <title>米国のハードウェア・スタートアップへの投資額は3年で3倍超に</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/11/investment-growth-continues-in-hardware-in-2017.html" />
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    <published>2017-11-18T14:58:04Z</published>
    <updated>2017-11-18T18:06:51Z</updated>

    <summary>米国ハードウェア・スタートアップへの投資は、2017年上半期（1月〜6月）は金額と件数の両方が伸びました。投資金額は30億ドル（約3500億円）を超え、前年同期比で50％以上の伸びになりました。投資件数も微増し、160件を超えました。</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="Entrepreneurship" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="Hardware" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>定期的に米国のハードウェア・スタートアップへの投資をウォッチしている米ハードウェア系VCのBoltのブログ<a href="https://blog.bolt.io/" target="_self">Bolt Blog</a>の最新記事から。昨年は9月末に公開されましたが、今年は10月末に公開されました。</p>

<ul>
<li><a href="https://blog.bolt.io/the-state-of-hardware-funding-in-2017-3a9b92b1ac7e" target="_blank">The State of Hardware Funding in 2017</a></li>
</ul>

<p>2017年上半期（1月〜6月）は、投資金額と投資件数の両方が伸びました。投資金額は30億ドル（約3500億円）を超え、前年同期比で50％以上の伸びになりました。投資件数も微増し、160件を超えました。</p>
<p>昨年に引き続き右肩上がりを維持するハードウェア・スタートアップ向け投資の内訳を見ていきましょう。</p>

<figure><img src="https://cdn-images-1.medium.com/max/800/1*dc15VM_MKJYUweO7S2At4w.gif" class="mt-image-none" style=""><figcaption>出典: <a href="https://blog.bolt.io/the-state-of-hardware-funding-in-2017-3a9b92b1ac7e" target="_blank">Bolt Blog</a></figcaption></figure>

]]>
        <![CDATA[<h3>投資金額は3年で3倍超の勢い</h3>
<p>2014年の投資総額は約17億ドルでしたが、2015年には約33億ドルと倍増しました。その後も2016年は約44億ドルと30％以上の成長を維持しており、2017年の上期は30億ドル超と、過去最高の半期を達成しています。</p>
<p>一方で投資件数は2014年の約200件から、2015年には300件超へ急増しましたが、その後は頭打ち感があります（2016年は約310件、2017年の上期は160件超）。</p>
<p>つまり2015年にはハードウェア・スタートアップが急増しましたが、その後は1件あたりの投資規模は大きくなっているものの、投資を受けられるスタートアップの数は増えていないことが分かります。</p>

<figure><img src="https://cdn-images-1.medium.com/max/1000/1*Iz_dWW-tJJBWBDvpVaspYA.gif" class="mt-image-none" style=""><figcaption>出典: <a href="https://blog.bolt.io/the-state-of-hardware-funding-in-2017-3a9b92b1ac7e" target="_blank">Bolt Blog</a></figcaption></figure>


<h3>お金の流れはシリコンバレーへ</h3>
<p>ハードウェア・スタートアップへの投資額で見ると、シリコンバレーへの一極集中が進んでいます。2015年は全体の65％の金額がサンフランシスコ・ベイエリア（サンフランシスコからサンノゼまでのエリア）に投資されていましたが、2016年はこれが75％まで増えました。</p>
<p>2015年はニューヨークとボストンでの投資金額が伸びましたが、2016年はどちらの都市も額が下がっており、ボストンが2位の座に返り咲きました。</p>

<p>オリジナルの記事では、最近多くの起業家が訴える「ハードウェア業界の不振」について、確かにいろいろな兆候はあるものの、消費者向け電子機器を手がけるスタートアップへの投資金額は過去最大になっているという事実と、一方でVCの投資金額が業界の成功を表す目安には必ずしもならないことなどを、例を使って説明しています。</p>

<figure><img src="https://cdn-images-1.medium.com/max/800/1*8mgb_Ls5zD7uhOMLo6h04Q.png" class="mt-image-none" style=""><figcaption>出典: <a href="https://blog.bolt.io/the-state-of-hardware-funding-in-2017-3a9b92b1ac7e" target="_blank">Bolt Blog</a></figcaption></figure>

<p>ぜひ以下のオリジナル記事（英語）をご覧ください。</p>

<ul>
<li><a href="https://blog.bolt.io/the-state-of-hardware-funding-in-2017-3a9b92b1ac7e" target="_blank">The State of Hardware Funding in 2017</a></li>
</ul>]]>
    </content>
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    <title>WeWorkの東京進出は銀座、六本木、新橋から</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/09/wework-has-three-tokyo-locations.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2017:/blog/nob//1.5103</id>

    <published>2017-09-27T22:25:49Z</published>
    <updated>2017-09-28T06:48:21Z</updated>

    <summary>WeWorkの日本上陸が発表されてしばらく経ちましたが、今日のGlobal Updateを見ると、まずは銀座のGINZA SIX（ギンザ シックス）、六本木のアークヒルズ、そして新橋（最寄りは御成門駅？）の3か所のようです。気になる価格は、まだ六本木（Ark Hills）しか公開されていませんが、一番安い「Hot Desk（空いている席が使える）」で月額6万8000円、「Dedicated Desk（固定席）」が月額8万2000円と、ちょっとお高めな感じです。</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="Entrepreneurship" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>WeWorkの日本上陸が発表されてしばらく経ちましたが、今日のGlobal Updateを見ると、まずは銀座のGINZA SIX（ギンザ シックス）、六本木のアークヒルズ、そして新橋（最寄りは御成門駅？）の3か所のようです。</p>

<img alt="Screenshot 2017-09-28 07.29.57.png" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/Screenshot%202017-09-28%2007.29.57.png" width="781" height="318" class="mt-image-none" style="" />

<ul>
<li><a href="https://www.wework.com/buildings/ginza-six--tokyo" target="_blank">WeWork Ginza Six</a></li>
<li><a href="https://www.wework.com/buildings/ark-hills--tokyo" target="_blank">WeWork Roppongi Ark Hills</a></li>
<li><a href="https://www.wework.com/buildings/shinbashi--tokyo" target="_blank">WeWork Shimbashi</a></li>
</ul>

<p>気になる価格は、まだ六本木（Ark Hills）しか公開されていませんが、一番安い「Hot Desk（空いている席が使える）」で月額6万8000円、「Dedicated Desk（固定席）」が月額8万2000円と、ちょっとお高めな感じです。</p>
<p>ちなみに約30か所のスペースがあるニューヨークは、Hot Deskは450ドルから（マンハッタン）、約10か所のサンフランシスコは、Hot Deskが400ドルから（サンフランシスコ市内）です。東京は、一棟まるまるがWeWorkになると見られる新橋のスペースがいくらになるか気になりますね。</p>

<p>今晩開催されるTech in Asia Tokyo 2017のクロージングパーティはWeWorkがスポンサーのようですので、ここで詳しい話が出るのかもしれません。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>FabFoundryが提携を通じて日米での活動を拡大中！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/05/fabfoundry-expands-business-in-us-and-japan.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2017:/blog/nob//1.5081</id>

    <published>2017-05-11T22:45:15Z</published>
    <updated>2017-06-01T22:52:32Z</updated>

    <summary>FabFoundryがニューヨークのNYDesigns、ピッツバーグのAlphaLab GearやCarnegie Mellon大学との連携を強化。日本代表も就任し、2017年は事業拡大の推進へ</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="Entrepreneurship" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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        <category term="Technology" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>ハードウェア・スタートアップを支援するFabFoundryをニューヨークで設立してから2年。特に2017年になってから、さまざまな動きが加速しています。自分の頭の整理も兼ねて、2017年の最初の4か月を振り返ります。</p>

<dl>
<dt><a href="#1">米国でハードウェア・スタートアップへの投資が加速</a></dt>
<dd>Appleが先進的製造業向けに1000億円規模のファンドを立ち上げるなど動きが加速。2016年上半期は120件の投資で計17億ドル（約1900億円）をハードウェア・スタートアップが調達</dd>
<dt><a href="#2">20億円ファンドの北米投資を担当</a></dt>
<dd>提携先のMaker Boot Campが国内外のハードウェア・スタートアップ向けにファンドを設立。北米スタートアップ向けへの投資と、アクセラレーター・プログラムの定期開催が決定</dd>
<dt><a href="#3">ニューヨークでの提携先を拡大</a></dt>
<dd>ハードウェア・インキュベーターNYDesignsと提携。所長が当社の顧問に就任。私がNYDesignsのExecutive In Residenceに就任。共同でMonozukuri Demo Dayを開催</dd>
<dt><a href="#4">ピッツバーグとの連携を強化へ</a></dt>
<dd>ピッツバーグ拠点のCarnegie Mellon大学の起業センターやハードウェア特化アクセラレーターAlphaLab Gearとの連携を強化。AlphaLab Gear所長が当社の顧問に就任</dd>
<dt><a href="#5">日本代表が就任、日本を第2の本社へ位置づけ</a></dt>
<dd>2月からアドバイザーとして参画していた中嶋信彰氏が5月から日本代表としてフルタイム勤務へ。日本側でのモノづくりエコシステムの整備と、北米スタートアップからの受注体制を強化</dd>

<figure><img alt="alphalabgear-hardwarecup-2017-24.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/alphalabgear-hardwarecup-2017-24.jpg" width="1536" height="2048" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>4月19日にピッツバーグで開催されたHardware Cup Finals。写真: Foo Conner | <a href="https://jekko.com/" target="_blank">Jekko.</a></figcaption></figure>]]>
        <![CDATA[<h4 id="1">米国でハードウェア・スタートアップへの投資が加速</h4>
<p>つい先日、Appleが先進的な製造技術分野向けに1000億円規模のファンドを立ち上げるとの報道がありましたが、米国ではハードウェア関連の投資が加速しています。半年ほど前にこのブログで書いた「<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/09/investment-growth-continues-in-hardware.html" target="_blank">米国でハードウェア・スタートアップへの投資が倍増</a>」でも、投資が右肩上がりに伸びており、ハードウェア特化型のVCやアクセラレーターが増えている現状が分かります。</p>
<figure><img src="https://cdn-images-1.medium.com/max/800/1*pjJcwzMssHLMsJ6Hjb8yiA.png" class="mt-image-none" style=""><figcaption>2016年上半期は120件の投資で計17億ドル（約1900億円）をハードウェア・スタートアップが調達。出典: Bolt</figcaption></figure>

<h4 id="2">20億円ファンドの北米投資を担当</h4>
<p>米国におけるハードウェア・スタートアップ環境の立ち上がりに呼応して、当社の提携先であるMakers Boot Campを運営するDarma Tech Labs社が、<a href="http://thebridge.jp/2017/03/makers-boot-camp-forming-hardware-startup-focused-fund" target="_blank">20億円規模のハードウェア特化型ファンドを設立</a>しました。</p>
<p>FabFoundryは北米における投資業務を担当することになり、主に米国東海岸のハードウェア・スタートアップへのシード投資（1社10万ドル〜100万ドル）や、日本で開催するモノづくりアクセラレーター「<a href="http://fabfoundry.net/events/monozukuri/bootcamp.html" target="_blank">Monozukuri Bootcamp</a>」へ参加するスタートアップの選抜業務（含む投資）を担当します。</p>
<p>今回の提携にあわせて、私がDarma Tech Labs社の<a href="http://makersboot.camp/ja/about/" target="_blank">取締役マネージング・パートナーに就任</a>しました。</p>
<a href="http://thebridge.jp/2017/03/makers-boot-camp-forming-hardware-startup-focused-fund" target="_blank"><figure><img src="http://www.syncworld.net/blog/nob/MBCShisakuFund-pressbriefing.jpg" width="620" height="390" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>ファンドの設立記者会見に出席した名高新悟 京都試作ネット副代表理事、竹田正俊Darma Tech Labs取締役 兼 京都試作ネット理事、牧野成将Darma Tech Labs代表取締役、仲雅彦 京都銀行常務取締役（以上、写真左からの順）</figcaption></figure></a>
<p>昨年Monozukuri Bootcampに参加した<a href="https://www.loomia.co/" target="_blank">Loomia</a>社（当時の社名はThe Crated）や<a href="http://bonbouton.co/" target="_blank">BonBouton</a>社（当時の社名はFlextra Power）は、ニューヨークに戻った後も順調に成長し、ニューヨークのウェアラブル/ファッションテック系スタートアップとして注目されています。</p>
<p>今年7月に開催予定の<a href="https://blog.fabfoundry.net/monozukuri-bootcamp-2-is-accepting-applications-from-hardware-startups-7e58521cfcf1" target="_blank">第2回Monozukuri Bootcamp</a>に参加するスタートアップも決まり次第、順次発表して行く予定です。</p>

<h4 id="3">ニューヨークでの提携先を拡大</h4>
<p>ニューヨークでのハードウェア・スタートアップの発掘活動は、今まではミートアップやデモデーへの参加が中心でしたが、今年になって正式にハードウェア・インキュベーター<a href="http://nydesigns.org/" target="_blank">NYDesigns</a>と提携。私がNYDesignsの<a href="https://en.wikipedia.org/wiki/Entrepreneur_in_Residence" target="_blank">Executive In Residence</a>として、約20社のハードウェア・スタートアップが入居する施設で、スタートアップへのアドバイスの実施や、ワークショップ/デモデーなどのイベントの共同開催をしています。</p>
<p>この4月には、FabFoundryとNYDesignsで「<a href="https://www.meetup.com/fabfoundry/events/238121040/" target="_blank">Monozukuri Meetup featuring Rapid Prototyping & Design for Manufacturing</a>」を共催しました。このイベントは「<a href="http://fabfoundry.net/events/monozukuri/demoday_spring2017.html" target="_blank">Monozukuri Demo Day Spring 2017</a>」の一環として開催されました。</p>
<p>今回の提携にあわせて、NYDesignsの所長である<a href="https://www.linkedin.com/in/tristanbel/" target="_blank">Tristan Bel</a>氏が当社の<a href="http://fabfoundry.net/about.html#advisors" target="_blank">顧問に就任</a>しました。</p>
<figure><img src="http://fabfoundry.net/img/team/tbel.jpg" class="mt-image-none" alt="" width="200" /><figcaption>FabFoundryの顧問に就任した、NYDesigns所長のTristan Bel氏</figcaption></figure>

<h4 id="4">ピッツバーグとの連携を強化へ</h4>
<p>ニューヨークはデザインやファッションに関連した企業や学校が多く、クラウドファンディング・サイト<a href="https://www.kickstarter.com/" target="_blank">Kickstarter</a>のように新しいプロジェクトを支援する土壌があります。しかし先端テクノロジーに強い学校は少なく、いわゆる「ディープテック」のスタートアップはあまりありません。</p>
<p>そこでFabFoundryはニューヨークに続き、AIやロボット工学などの先進的な製造技術の分野で世界をリードする<a href="http://www.cmu.edu/" target="_blank">Carnegie Mellon大学</a>や、全米有数のハードウェア特化アクセラレーター「<a href="http://alphalabgear.org/" target="_blank">AlphaLab Gear</a>」を擁するピッツバーグ（ペンシルベニア州）との連携を強化していきます。</p>
<p>Carnegie Mellon大学の起業センターは2015年、著名VCのAccel（旧社名Accel Partners）の共同創業者Jim Swartzが3100万ドル（約35億円）を寄付して「<a href="http://www.cmu.edu/swartz-center-for-entrepreneurship/" target="_blank">Swartz Center for Entrepreneurship</a>」として、大学の学部の垣根を超えたスタートアップを推進しています。</p>
<p>FabFoundryは今年の秋から、起業センターが開催する授業形式の「<a href="http://www.cmu.edu/swartz-center-for-entrepreneurship/events/connects/index.html" target="_blank">CONNECTS</a>」で、「ハードウェア・スタートアップ」についてのセッションを定期的に開催し、米国ではあまり知られていない日本のモノづくりに関する啓蒙活動や、日本の製造業に関する誤解を解く活動を展開する計画です。</p>
<figure><img alt="Tepper_MG_3900.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/Tepper_MG_3900.jpg" width="1000" height="667" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>Swartz Center for Entrepreneurshipを設立したAccel共同創業者のJim Swartz氏とCarnegie Mellon大学ビジネススクールの生徒。出所: <a href="http://magazine.tepper.cmu.edu/2016-fall-partingshot/" target="_blank">CMU Tepper Magazine</a></figcaption></figure>
<p>またピッツバーグのハードウェア特化アクセラレーターAlphaLab Gearの所長である<a href="https://www.linkedin.com/in/ilana-diamond-9162155/" target="_blank">Ilana Diamond</a>氏が当社の<a href="http://fabfoundry.net/about.html#advisors" target="_blank">顧問に就任</a>しました。AlphaLab Gearは、ハードウェア・スタートアップ向けの国際ピッチコンテスト「<a href="http://alphalabgear.org/hardwarecup/" target="_blank">Hardware Cup</a>」の日本予選開催にあたって、すでに一緒に仕事をしていました。Diamond氏の顧問就任を機に、AlphaLab Gearに参加するハードウェア・スタートアップに対して、日本での量産支援を働きかけていく計画です。</p>
<figure><img src="http://fabfoundry.net/img/team/idiamond.jpg" class="mt-image-none" alt="" width="200" /><figcaption>FabFoundryの顧問に就任した、AlphaLab Gear所長のIlana Diamond氏</figcaption></figure>

<h4 id="5">日本代表が就任、日本を第2の本社へ位置づけ</h4>
<p>おかげさまで、米国のスタートアップから「日本で製品のモノづくりを検討したい」という問い合わせが増えています。提携先のMakers Boot Campへ紹介する案件も、ファンドの設立を発表した3月以降、急増しています。</p>
<p>米国でのハードウェア投資の加速と、上記したさまざまな提携により今後、米国スタートアップからの依頼が急増するでしょう。そうなると次の課題は、モノづくりの規模や性質に合わせた、日本での「モノづくりネットワーク」の拡大となります。</p>
<p>そこで25年来の友人で、今年1月に自身が経営する中堅製造業を売却した<a href="https://www.linkedin.com/in/nobuaki-nakajima-2b4366140/" target="_blank">中嶋信彰</a>氏が<a href="http://fabfoundry.net/about.html#founders" target="_blank">日本代表として当社の経営に参画</a>することになりました。</p>
<p>今年2月からアドバイザーとしてパートタイムで経営へのアドバイスなどをもらっていましたが、この5月から正式に「日本代表」としてフルタイム勤務になりました。日本側でのモノづくりエコシステムの整備と、北米スタートアップからの受注体制を強化します。</p>
<figure><img alt="nnakajima300.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/team/nnakajima300.jpg" width="300" height="300" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>FabFoundryの日本代表に就任した中嶋信彰氏</figcaption></figure>
<p>ハードウェア・スタートアップといっても、消費者向けIoT製品を開発するスタートアップばかりではありません。実際ニューヨークは、大手企業の本社がひしめき合っており、B2B（企業間取引）型のスタートアップが数多く存在します。また東京や大阪のような大都市が抱える課題を共有しており、こうした「都市型課題」を解決するためにハードウェアを使ったソリューションを提供するスタートアップが少なくありません。</p>
<p>日本を「モノづくりの拠点」としてだけでなく、都市型課題解決のためのモデルケースとして考え、日本企業との事業提携を視野に入れて事業開発をしたい、というスタートアップに対しては、ファンドからの投資と日本での量産支援だけでなく、日本で投資家や事業パートナー候補とのマッチングの機会が催されるMonozukuri Bootcampへの参加を促しています。</p>
<p>去る2月には、<a href="https://industry-co-creation.com/category/icc-fukuoka-2017" target="_blank">ICC Fukuoka 2017</a>の<a href="https://industry-co-creation.com/recommend/10167" target="_blank">CATAPULT（カタパルト）-スタートアップ・コンテスト-</a>に参加させていただき、久しぶりに<a href="https://industry-co-creation.com/catapult/13630" target="_blank">日本でスピーチ</a>をさせていただきました（英語が得意なわけではありませんが、日本語の方がプレゼンは緊張します）。</p>
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/kc0nTfiixUA" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

<h4>FabFoundryは設立2周年！</h4>
<p><a href="http://fabfoundry.net/">FabFoundry</a>は2017年2月で、設立2周年を迎えました。「ハードウェア・スタートアップのためのプラットフォーム」を目指すFabFoundryを、これからもご支援ください！</p>

<hr />
<h4>FabFoundryって何？シリーズ</h4>
<ul>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-1.html">米国ハードウェア・スタートアップを日本の製造業とつなぐ「FabFoundry」のビジネス（FabFoundryって何？パート1）</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-2.html">なぜシックス・アパート出身の関が「ハードウェア」を手がけるのか（FabFoundryって何？パート2）</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-3.html">ニューヨークはハードウェアスタートアップに向いた街。ここでエコシステムの整備に貢献していきたい（FabFoundryって何？パート3）</a></li>
</ul>]]>
    </content>
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<entry>
    <title>ユニコーン企業が多数ある米国、では創業者の持株比率は？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/founders-own-not-much.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2017:/blog/nob//1.5075</id>

    <published>2017-01-26T13:52:28Z</published>
    <updated>2017-01-31T22:09:16Z</updated>

    <summary>先ほど読んだPitchbookの記事に面白いチャートがありました。米国の未公開企...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>先ほど読んだ<a href="http://pitchbook.com/news/articles/3-charts-that-show-the-effect-of-venture-fundraising-on-founder-ownership" target="_blank">Pitchbookの記事</a>に面白いチャートがありました。米国の未公開企業における、創業者の持株比率の推移の折れ線グラフです。</p>

<figure><img alt="未公開テック企業の創業者持株比率推移" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/tech_founder.png" width="570" height="352" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>未公開テック企業の創業者持株比率の推移。中間値は上場直前で10%強</figcaption></figure>

<p>米国には企業価値10億ドル以上の未公開企業である、いわゆる「ユニコーン企業」が多数あることが、日本では半ば羨ましがられています。一方で、そうした巨大な未公開企業における創業者の持株比率を知ると、少し意外に思われるかもしれません。</p>
]]>
        <![CDATA[
<p>例えば2015年初めに、若干29歳（当時）の創業者CEO、Aaron Levie氏が上場したときは、彼の持株比率の低さが話題になりました。<a href="http://fortune.com/2014/03/25/aaron-levie-owns-more-of-box-than-you-think/" target="_blank">Fortune誌2014年の記事</a>によると、彼の上場前の持株比率は4.1％（創業者ですが約1.6%相当のストックオプションが付与されていて、すべてを行使すると5.7％弱になる）。</p>

<p>日本の場合については私は詳しくないのですが、日本のスタートアップ業界に詳しいThe Startupの2014年の記事「<a href="http://thestartup.jp/?p=13105" target="_blank">起業家は持株比率にこだわるべきか？</a>」によると「上場時に経営陣で40-60%くらいというのは一つ目安になる」とのこと。上場時の規模が日米で異なるとは言え、The Startupの<a href="https://i1.wp.com/thestartup.jp/wp-content/uploads/2014/11/06001e82e96182e6e49522639f21b1fa.png?w=472" target="_blank">表</a>を見ると、日本の上場テック企業の多くは「オーナー企業」と言ってよいレベルの保有率です。</p>

<p>もちろん、米国でも一部のスタートアップ企業は、創業者が高い比率のシェアを持っています。有名なケースはFacebook。上場時にMark Zuckerberg氏は28.2%のシェアを持っていました。さらに上場後も、議決権が異なる種類株を活用し、53.8％の議決権を維持しているようです。種類株を使って創業者の議決権を高めることに先鞭をつけたGoogle（現Alphabet）は、創業者のSergey Brin氏とLarry Page氏あわせて52.5%の議決権を維持しているそうです。</p>

<p>同業者の持株比率は市場環境も異なり、日米では隔たりがありますが、不確実性が高い現代のテック業界に創業者のリーダーシップが不可欠なのは日米で共通の課題なのかもしれません（トップVCの一角として有名なA16z=Andreesen Horowitzも、創業者がCEOを続けるべき、と長く唱えています）。</p>

<p>なお<a href="http://pitchbook.com/news/articles/3-charts-that-show-the-effect-of-venture-fundraising-on-founder-ownership" target="_blank">元記事</a>では、他にもバイオテクノロジー企業と医療機器企業のチャートが載っていますが、この2業種では、テック業界よりもさらに創業者の持株比率が低いです。</p>]]>
    </content>
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    <title>Techstars IoTのデモデーに参加、ソリューション指向のビジネスが増えた印象</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/techstars-iot-day.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2017:/blog/nob//1.5074</id>

    <published>2017-01-22T22:21:20Z</published>
    <updated>2017-01-31T22:20:35Z</updated>

    <summary>1月12日に、世界に26か所（2017年1月現在）のアクセラレーターを持つTec...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
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        <category term="Entrepreneurship" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>1月12日に、世界に26か所（2017年1月現在）のアクセラレーターを持つ<a href="http://www.techstars.com" target="_blank">Techstars</a>がニューヨークで始めた「Techstars IoT」のデモデーに参加しました。Techstarsはデジタル広告代理店の<a href="https://www.rga.com" target="_blank">R/GA</a>と組んでニューヨークでコンシューマーIoT向けアクセラレーター・プログラム（<a href="http://rgaaccelerator.com/connecteddevices/" target="_blank">Connected Devices</a>）を2014年〜2015年にかけて実施していましたが、その後は開催されていません。今回、Techstarsが単体で実施する「<a href="http://www.techstars.com/programs/iot-program/" target="_blank">Techstars IoT</a>」は、主にB2B（企業間）向けのIoT製品・サービスを対象にしています。</p>
<figure><img alt="IMG_8970.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8970.JPG" width="4032" height="3024" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>Techstarsが開催した「Internet Of Things Day」</figcaption></figure>
]]>
        <![CDATA[<p>この日は「Techstars Internet of Things Day」と銘打って、投資家へのプレゼンテーションだけでなく、IoT関連のパネルディスカッションや、ブースでの参加スタートアップのデモなど、まる1日使った大きなイベントでした。</p>
<figure><img alt="IMG_8975.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8975.JPG" width="4032" height="3024" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>Techstarsの創業者 兼 共同CEOのDavid Cohen氏。「いつものTechstarsのDemo Dayに慣れている人にとっては、このフォーマットは斬新だと思う」</figcaption></figure>
<figure><img alt="IMG_8954.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8954.JPG" width="3024" height="4032" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>1日中、ひっきりなしに人の出入りがありました</figcaption></figure>
<p>Techstars IoTは昨年10月に開始されました。応募総数は公開されていませんが、選ばれた10社が約3か月のカリキュラムをこなし、このデモデーに臨んでいます。</p>
<figure><img alt="IMG_8955.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8955.JPG" width="4032" height="3024" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>ブースでは来場者に自社製品の説明やデモをしています</figcaption></figure>
<p>デモデーに参加されたことがある方にはお馴染みの「今日、◯◯社との契約を発表できることを嬉しく思います」的なフレーズは、たぶん10社中8社からあったと思いますが、そのほぼ全社が、メインスポンサーである「pwc」と「SAP」を挙げていました。</p>
<figure><img alt="IMG_8969.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8969.JPG" width="3024" height="4032" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>メインスポンサーの5社</figcaption></figure>
<p>発表しているスタートアップからすると、契約の発表は盛り上がる瞬間です。しかしプレゼンを連続して見ている方からすると、多少マンネリ感が出てしまいます（もちろん、協賛したアクセラレーターで育った会社に、出資や契約に漕ぎ着けるのは、スポンサーとしてはとても重要なことですが）。</p>
<p>ここはスタートアップ側というよりは、アクセラレーター側が演出を検討する必要がある気がします（後半になってくると、「この契約は形式上のもので、はじめの方で発表していたスタートアップは、もしかして顧客がいないのかも？」とか疑念が浮かんできてしまいます）。</p>
<figure><img alt="IMG_8961.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8961.JPG" width="6900" height="3808" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>スポンサーのGE、BOSCH、SAPの担当者が登壇したパネルディスカッション。一番左のモデレーターは昨年夏にTechstarsのCOOに就任したJenny Lawton氏。3Dプリンターの老舗MakerbotsのCEOなどを歴任している</figcaption></figure>

<p>以下、デモデーに参加した10社の説明です。ちょっと前までIoTというと「家電のスマートフォン対応」ぐらいのスタートアップが多かったですが、Techstars IoTはB2Bに絞っていることもあり、ソリューション指向のサービスがほとんど。コンサルティングを生業とするpwcが契約するのもよく分かります。</p>
<h3><a href="http://www.galaxy.ai/">Galaxy.ai</a></h3>
<p>AIを使って、病気を発症前に予想する医師向けのヘルスケア・サービス。</p>
<img alt="IMG_8978.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8978.JPG" width="4032" height="3024" class="mt-image-none" style="" />
<h3><a href="http://pillar.tech/">Pillar Technologies</a></h3>
<p>建物の基礎構造に埋め込む各種センサーと分析ツール。温度・湿度だけでなく、水漏れや騒音なども検知できる。</p>
<img alt="IMG_8980.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8980.JPG" width="4032" height="3024" class="mt-image-none" style="" />
<h3><a href="https://www.losant.com/">Losant</a></h3>
<p>IoT機器向けのビジュアル開発ツール。</p>
<img alt="IMG_8983.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8983.JPG" width="4032" height="3024" class="mt-image-none" style="" />
<h3><a dir="ltr" href="https://www.xapix.io/">XapiX.io</a></h3>
<p>API構築のためのソフトウェア・プラットフォーム。</p>
<img alt="IMG_8986.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8986.JPG" width="4032" height="3024" class="mt-image-none" style="" />
<h3><a href="http://www.teqcharging.com/">TEQ Charging</a></h3>
<p>電気自動車の充電ステーションを設置する際の充電の最適化ソリューション。</p>
<img alt="IMG_8990.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8990.JPG" width="4032" height="3024" class="mt-image-none" style="" />
<h3><a href="http://www.dronesmith.io/">Dronesmith Technologies</a></h3>
<p>ドローンが実地で動いているようにデータを返すシミュレーター。</p>
<img alt="IMG_8991.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8991.JPG" width="4032" height="3024" class="mt-image-none" style="" />
<h3><a href="http://unioncrate.com/">Union Crate</a></h3>
<p>小売店の販売・在庫データを分析し、最適化するソリューション。</p>
<img alt="IMG_8995.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8995.JPG" width="4032" height="3024" class="mt-image-none" style="" />
<h3><a href="https://www.fueloyal.com/">FueLoyal</a></h3>
<p>トラックの給油を最適化するソリューション。</p>
<img alt="IMG_8996.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_8996.JPG" width="4032" height="3024" class="mt-image-none" style="" />
<h3><a href="http://www.urban3d.co/">Urban3D</a></h3>
<p>コンクリートや労働力の管理や最適化を実現する建設現場向けソリューション。</p>
<img alt="IMG_9001.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_9001.JPG" width="4032" height="3024" class="mt-image-none" style="" />
<h3><a href="https://www.mosaicmanufacturing.com/">Mosaic Manufacturing</a></h3>
<p>熱溶解積層法を使い、複数の色を使った3Dプリントが可能なプリンターを提供する。</p>
<img alt="IMG_9003.JPG" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_9003.JPG" width="4032" height="3024" class="mt-image-none" style="" />

<p>他の人のプレゼンテーションを見ていると、自分のプレゼンテーションにヒントになるものが多くあり、とてもインスパイアされますね。なかなか見に行ったすべてのプレゼンテーションをブログには書けませんが、なるべく臨場感が伝わるようなブログを定期的に書いていきたいと思います。</p>

<figure><img alt="Techstars IoT Cohort 1" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/unnamed.gif" width="972" height="648" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>1月25日追記: Techstars IoTのチームから集合写真が送られてきました!</figcaption></figure>]]>
    </content>
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    <title>Betaworksが音声認識アプリやアシスタント製品向けアクセラレーターを開始へ</title>
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    <id>tag:www.syncworld.net,2017:/blog/nob//1.5069</id>

    <published>2017-01-13T20:25:14Z</published>
    <updated>2017-01-13T20:42:43Z</updated>

    <summary>ニューヨークのインキュベーターであるBetaworksは4月からアクセラレーター...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="Entrepreneurship" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>ニューヨークのインキュベーターである<a href="https://betaworks.com/" target="_blank">Betaworks</a>は4月からアクセラレーター・プログラム「Voicecamp」を開始すると発表しました。VoicecampはAmazon Alexa（製品名Echo）やGoogle Assistantと連携するサービスや、音声認識の製品やサービスを開発するスタートアップ向けの7週間のプログラム。現在、参加希望企業の応募を受け付けています。</p>

<ul>
<li><a href="https://betaworks.com/voicecamp/" target="_blank">Voicecamp</a></li>
</ul>
<p><img alt="voicecamp-logo.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/voicecamp-logo.jpg" width="576" height="397" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>日本国内では、Amazon EchoやGoogle Homeなどが登場していないこともあり、まだあまり盛り上がっていない音声認識系のアプリや製品ですが、いずれ操作系インタフェースの主流になりそうな分野です。もし意欲があれば、今のうちに米国で取り組んでみるのもいいかもしれませんね。</p>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>Amazon.comがプライム会員向けに還元率5%のクレジットカードを発行、でも新規性はあまりないかも...</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/amazon-prime-rewards-offer-5-percent-cash-back.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2017:/blog/nob//1.5068</id>

    <published>2017-01-12T16:03:09Z</published>
    <updated>2017-01-31T22:10:59Z</updated>

    <summary>昨日Amazon.comが発表した「Amazon Prime Rewards V...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="Card" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>昨日Amazon.comが発表した「Amazon Prime Rewards Visa Signature Card」が、日本で話題になっているようです。</p>

<blockquote><a href="http://gigazine.net/news/20170112-amazon-prime-rewards-visa-signature-card/" target="_blank">還元率5％のクレジットカード「Amazon Prime Rewards Visa Signature Card」をAmazonがプライム会員向けにリリース</a>

<img alt="00.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/00.jpg" width="433" height="244" class="mt-image-none" style="" />

<p>魅力的なサービスを次々と追加することで有料メンバーのPrime会員を増やし続けるAmazonが、なんとAmazonサイト内で使った金額の5％が還元されるクレジットカード「Amazon Prime Rewards Visa Signature Card」を発表しました。</p>
</blockquote>

<p>でも、これって米国のクレジットカードのさまざまな特典を使っている人からすると、それほど衝撃的なニュースではないかもしれません。確かに米国基準で考えても「5%還元」は大きいですが、実はAmazonは物理的なカードを発行しない「<a href="https://www.amazon.com/Synchrony-Bank-Amazon-com-Store-Card/dp/B008A0GNA8/" target="_blank">Amazon Store Card</a>」（発行: Synchrony Bank）で、プライム会員向けの5%キャッシュバックを実施していたからです。</p>
]]>
        <![CDATA[<p>さらにAmazonでの買い物以外の特典である「2％還元（レストラン、ガソリンスタンド、ドラッグストア）」と「1％還元（その他の利用）」については、特典付きクレジットカード業界ではごく普通の還元率です。</p>

<p>例えば今回デビューした「Amazon Prime Rewards Visa Signature Card」の発行元であるJPモルガン・チェースは、自社ブランドでクレジットカード「<a href="https://creditcards.chase.com/a1/freedom/apply150" target="_blank">Freedom Unlimited</a>」と「<a href="https://creditcards.chase.com/a1/freedom-unlimited" target="_blank">Freedom</a>」を発行していますが、「Freedom」では、四半期ごとに決まるカテゴリ（例えば2017年第1四半期は「ガソリンスタンドと公共交通機関」）での買い物は5％還元（1500ドルまで）、それ以外の買い物は1％還元。「Freedom Unlimited」ではすべての買い物について一律で1.5％還元です。</p>

<p>最近、私が目にした最大の還元率のクレジットカードは、Discoverが発行する「<a href="https://www.discover.com/credit-cards/cash-back/it-card.html" target="_blank">Discover it</a>」で、四半期ごとに決まるカテゴリ（例えば2017年第1四半期は「ガソリンスタンドと公共交通機関」）での買い物は5％還元（1500ドルまで）というのはFreedomと同じですが、さらに「マッチ」という仕組みがあり、初年度に限り、初年度に得たキャッシュバックと同額を年度末にさらにキャッシュバックするというものです（例えば、2017年に500ドルのキャッシュバックがあれば、年始にさらに500ドルがキャッシュバックされる、という仕組みです）。</p>

<p>ちなみに今まで挙げた<b>すべての</b>特典付きクレジットカードは、年会費が無料です。Amazon.comはプライム会員に限定していますから、厳密には無料カードとは言えません（年会費が99ドルかかります）。なので、このAmazon Prime Rewards Visa Signature Card」がいわゆる「最強のクレジットカード」とは言えないと思います（もちろん、プライム会員の会員ベースを考えると、追加コストなしですが）。</p>

<p>米国ではクレジットに関する与信の仕組みや、クレジットカード会社のビジネスモデルが違うので、同じような形で日本に入ってくることはないのかな？と思います。</p>

<p>PS<br />
こちら米国ではオンラインですぐにクレジットカードの審査ができ、すぐに番号などもアサインされる仕組みがあるので、私も早速、Amazon Prime Rewards Visa Signature Cardの発行を受け、Amazon.comのデフォルトの支払いオプションに設定しました。Prime Nowのシステムは特殊だったのか既存のStore CardがAmazon.comに依存したカードだったのか分かりませんが、Prime Nowの決済手段としてStore Cardが登録できない、という制限があったのですが、Amazon Prime Rewardsは問題なく登録できましたので、これからはPrime Nowの買い物でもキャッシュバックが貯まることになりました（今まではFreedomを登録していたので1％でした 笑）。</p>]]>
    </content>
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    <title>ニューヨークはハードウェアスタートアップに向いた街。ここでエコシステムの整備に貢献していきたい（FabFoundryって何？パート3）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-3.html" />
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    <published>2017-01-04T02:44:07Z</published>
    <updated>2017-09-05T04:27:52Z</updated>

    <summary>ここまでシックス・アパート出身の関が、なぜ米国でハードウェアスタートアップを支援...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="FabFoundry" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>ここまでシックス・アパート出身の関が、なぜ米国でハードウェアスタートアップを支援するビジネスを立ち上げたのか説明してきました。（<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-1.html">FabFoundryって何？パート1</a>）（<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-2.html">FabFoundryって何？パート2</a>） </p>
<p>今回は、なぜシリコンバレーではなくニューヨークなのか、また具体的にどういう事業を展開しているのかお話していきます。</p>

<figure><img alt="IMG_7348.jpeg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IMG_7348.jpeg" width="7620" height="2332" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>2014年男子テニス全米オープン決勝。日本人がニューヨークを舞台に世界一の座をかけて戦った</figcaption></figure>

<h3>エコシステムが未整備なニューヨーク</h3>
<p>ハードウェアスタートアップを支援するビジネス、というと「なぜシリコンバレーじゃなくてニューヨークなのですか？」と聞かれることがあります。確かにスタートアップといえばシリコンバレー。それは多くの方が抱いている印象でしょう。</p>
<p>私がニューヨークをFabFoundry起業の地としたのは、次の理由からです。</p>
]]>
        <![CDATA[<h3>1: アメリカ第1の都市で、クリエイターが多い</h3>
<p>スタートアップを支援するには、当然スタートアップが多くいる場所でなくてはいけません。どこにいけばスタートアップと出会えるのか。スタートアップは誰がやっているのか。そうやって考えていくと、スタートアップを始めやすい若者が多い街、ニューヨークに自然に行き着きます。</p>
<p>ニューヨークは米国で一番大きな都市圏（人口2,000万人ほど）で、市内には100以上の大学があって、有名なデザインスクールもたくさんあります。「デザイン」と聞くと「2次元のグラフィックス」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ハードウェア製品の設計や試作に、3次元（3D）デザインの知識は不可欠です。毎年、4万人近いデザイン系や工学系の大学生が卒業するニューヨークは、ハードウェアスタートアップにとって「喉から手が出るほど」欲しい人材の宝庫と言えます。</p>
<p>しかし彼らの大部分は大学を卒業すると、大企業のクリエイティブ部門や広告代理店、ファッション業界などに就職します。多くの若者は「本当はスタートアップに入りたいのだが、なかなかチャンスがないので、仕方がなく大企業に入った」と口を揃えます。もっとスタートアップを始めやすいエコシステムができれば、クリエイターが多く集まるニューヨークという場所は、魅力的なハードウェアスタートアップを数多く生みだすことでしょう。</p>

<h3>2: エコシステムがシリコンバレーほど完成していない</h3>
<p>ニューヨークはスタートアップが生まれやすい環境でありながらも、まだシリコンバレーほどスタートアップのエコシステムが整備されていません。エコシステムの話については、前回の記事も合わせてご参照ください（<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-2.html" target="_blank">2回目リンク</a>）。エコシステムの一部を担うプラットフォームを作っていく私からすると、すでに完成度が高いシリコンバレーに入り込むのは大変ですが、エコシステム拡大の伸びしろのあるニューヨークであれば、創意工夫で入っていける可能性はまだ十分あると考えています。</p>

<h3>3: 実は全米で2番目に大きなスタートアップの街</h3>
<p>あまり知られていませんが、実は、ニューヨークは米国で2番目に大きなスタートアップの街です。全米ベンチャーキャピタル協会（NVCA）の最新の調査によると、2015年のスタートアップへのVC投資金額ベースでシリコンバレーが272億ドルで1位、ニューヨークが70億ドルで2位、ボストンが56億ドルで3位となっています。ニューヨークとボストンは2位争いをしていましたが、少しずつ差が開いてきています。</p>
<p>ニューヨークのスタートアップといえば、メディア/広告や、最近は金融技術＝フィンテックという印象をお持ちの方が多いと思います。しかし、ハードウェア専門のベンチャーキャピタル（VC）であるボストン拠点のBoltによると、2015年のハードウェアスタートアップへの投資額は、ニューヨークが4億ドル強であるのに対してボストンは2億ドル強と、約2倍の開きがあります（関連記事: <a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/09/investment-growth-continues-in-hardware.html">米国でハードウェア・スタートアップへの投資が倍増</a>）。</p>
<p>ハードウェアスタートアップへの投資額1位のシリコンバレーは12億ドルと、ニューヨークの3倍の規模がありますが、全分野でのVC投資額を比較すると、2つの地域の差は4倍近いので、ハードウェアスタートアップの分野ではニューヨークが健闘しているのが分かります。</p>

<h3>ハードウェアのための製造コンサルティングサービス</h3>
<p>FabFoundryは自らがハードウェアスタートアップと日本の製造業をつなぐプラットフォームになり、パートナー企業と一緒にスタートアップにとって不可欠なサービスを提供します。製造コンサルティングサービスもその一つです。現在は電話やテレビ会議、対面での打ち合わせなどオフラインでスタートアップを支援するのみですが、近いうちにオンライン型プラットフォームを構築し、より利便性の高いオンラインコンサルティングを開始予定です。</p>
<p>スタートアップは、日々の業務で発生する数々の問題と向き合いながらビジネスを大きくしていくものです。こうした問題の中には自分たちで解決できるものもあれば、経験者ではないと解決できない厄介なものもあります。問題を解決に導けるようにパートナーと共同で立ち上げるさまざまなサービスを通じてハードウェアスタートアップをサポートするのが、当社のプラットフォームの役割です。</p>
<p>特にオンラインプラットフォームは、立ち上げ間もないスタートアップでも使いやすいように、利用料を低め（予価99ドル/月）に設定します。この利用料には、「塗料に関して質問がある」など、日常的な質問を、気軽に当社の製造コンサルタントに問い合わせできるサービスや、部品のサービス取り寄せサービスなどが含まれる予定です。また、量産体制を整えるために工場を探してほしい、プロジェクト管理をお願いしたいといった具体的な相談も、プロジェクト単位で見積もり、個別のサービスとして対応していく計画です。</p>
<p>ウェブ上には、さまざまなQ&Aサービスがあり、検索エンジンを使えば無料で問題解決することも可能です。しかし、実際にNYDesignsで実施した、ハードウェアスタートアップへの個別インタビューでは、ウェブの検索で回答を見つけるために労力を使うのではなく、ウェブで専門家を見つけてメールや電話をして、有償でサービスを受けようとする人が多いという結果が多数見られました。さらに、有償でサービスを受けようと思っても、メールや電話の返事がなくて、結局あきらめることが多く、そのことが大きなフラストレーションになっていることも分かっています。</p>
<p>製造コンサルティングサービスの使いみちは色々ありますが、基本的には米国のハードウェアスタートアップが製造・量産をする上でぶつかる数々の問題や相談事に、日本の製造業者が答えていくものです。当社は、質問者と回答者のマッチングをはじめ、コンサルティングがスムーズに行くような仕組みを提供します。</p>

<h3>5〜6社のハードウェアスタートアップを年2回、日本に送り込む</h3>
<p>当社がオフライン・プラットフォームを通じて提供するものとしては、2015年夏から始めたハードウェアスタートアップ向けのアクセラレータプログラム「<a href="http://fabfoundry.net/events/monozukuri/bootcamp.html" target="_blank">Monozukuri Bootcamp</a>」があります。これは、京都を拠点にするMakers Boot Camp（量産のノウハウと製造パートナー企業の紹介に特化したアクセラレータプログラムを運営）と共同で行っているもので、ニューヨークで活動するハードウェアスタートアップを毎回5〜6社を年に2回、Makers Boot Campがある京都に約2か月、送り込むというプログラムです。Monozukuri Bootcampに参加するスタートアップは、Makers Boot Campが運営するハードウェアスタートアップ向けファンドから、1社あたり10万ドルほどを出資する計画です。</p>
<p>ただアクセラレータへ参加を希望するスタートアップの中には、日本に2か月も滞在すると米国での既存業務に支障をきたすなどの理由で参加を見送るケースがあります（2016年夏のときにも、多くのスタートアップがこの理由で参加を断念しました）。今後こうしたケースは、ファンドから出資しつつ、FabFoundryのオンラインプラットフォームを使って、製造コンサルティングサービスの一部として、Makers Boot Campの量産のノウハウや製造パートナー企業の紹介を受けるサービスを提供していく考えです。</p>
<p>Makers Boot Campは、京都にある 「京都試作ネット」を通じて、機械・金属・樹脂・ゴム・システム・基板などの試作加工に特化したソリューションを提供する100以上の企業と連携しています。当社のプラットフォームでも、京都試作ネットがネットワークしている企業に、試作や量産の管理を依頼できるようにするため、協力関係を深めているところです。</p>

<h3>京都⇔ニューヨーク間でモノづくりのオフラインパートナーシップ</h3>
<p>オフラインのプラットフォーム強化も計画しています。モノづくりの現場では、ネットを介したやり取りだけではスムーズに意思疎通が図れないことが多々あります。対面で会うことによって、新しいアイディアやイノベーションが生まれる「オープンイノベーション」のための土壌になることも期待できるからです。</p>
<p>現在、Makers Boot Campが京都市、FabFoundryがニューヨーク市にあるので、この2都市間でモノづくりのパートナーシップを結ぶための交渉を始めています。都市間パートナーシップで実現したいことはいくつもありますが、一番進めたいのは目的を持った人材交流の活性化です。</p>
<p>すでに物理的な拠点としては、ニューヨーク側はハードウェアインキュベーター施設であるNYDesignsと提携しており、京都側もMakers Boot Campがいくつかの施設と連携して、ミートアップをすべて英語で実施するなど、オフラインプラットフォームとして機能し始めています。2都市が正式なパートナーシップを結ぶことで、「日本のモノづくりを学ぶために京都に行く」「日本のモノづくりの技術を生かして、ニューヨークのスタートアップで新しい製品を世界に送り出す」といった目的意識を持った交流を、地方自治体が支援する仕組みができれば、双方の都市にとってプラスの効果が得られますし、結果としてハードウェアスタートアップのエコシステムが拡大するはずです。</p>
<p>ニューヨークでは近年、日本の文化やユニークなモノづくりに対する興味・関心が高まっています。日本の伝統的な工芸品や製造技術などを、日本に行って勉強したいという若い人も数多くいます。逆に日本の製造技術を生かしたスタートアップを立ち上げるのに、どうせなら日本より大きな市場を狙える米国に移りたいというニーズもあるはずです。</p>
<p>このように「日本のモノづくり」というテーマに絞って人材交流が進めば、日本が米国に向けてサービスを提供する上で大きな課題である「英語によるコミュニケーション」を図れる製造関係者のコミュニティが、お互いの都市で育っていきます。それは最終的に、日本と米国の2国間の製造業における連携にとって大きなメリットになるでしょう。</p>
<p>すでに動いている『Monozukuri Bootcamp』を通じて毎年20〜30人の米国スタートアップが日本の製造業と人的ネットワークを持つようになりますので、2都市間のパートナーシップでも毎年10人くらいずつが交流できるようになれば、10年で500人規模のモノづくり人材が、京都とニューヨークの間を行き来することになります。これはハードウェアスタートアップのエコシステムとしては、大きな資産になるはずです。</p>
<p>ハードウェアスタートアップのエコシステムができた時、ニューヨークから日本に来て経験を積んだ人、それから日本からアメリカに来てそのまま残った日本人技術者が、ニューヨークのエコシステムの中核部分の一つである「量産」のインタフェースを担っていくことでしょう。そうすれば、製造・量産における日本と米国との結びつきは、さらに強まっていくのではないかと考えられます。</p>

<h3>米国人の目から見た日本の「良いところ」をもっと発見する</h3>
<p>ニューヨークにわたってきて3年弱。東京出身で、米国と言えばシリコンバレーに訪れるばかりだった自分が、まさかニューヨークと京都のパートナーシップに奔走することになるとは予想だにしていませんでした。</p>
<p>私自身、今後のプラットフォームの構築と運用は、日米のオンライン/オフラインにまたがったもので、今までの人生にはなかった非常に大きなチャレンジになるだろうと感じています。一方で47歳にしてこのようなチャレンジをできる環境に身を置けることには、普段から支えてくれている家族や仕事仲間、同僚や元同僚や単なる友人まで、ただ感謝するばかりです。</p>
<p>まだスタートしたばかりのビジネスですが、自分が生まれ育った日本への恩返しも兼ね、このビジネスを成功させたいと考えています。最初は京都など関西圏から始めますが、日本中の製造業との方々とのネットワーク作りに挑戦していく予定です。</p>
<p>もし今回の記事を読み、FabFoundryの事業に興味を持って頂けた方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご連絡いただければ幸いです。</p>
<p>私は1月4日から、ラスベガスで開催される『CES 2017』に参加予定です。CESに参加するのは10年前のシックス・アパート時代に、ビデオカメラXacti（当時は三洋電機）のプロモーション支援のために参加して以来です（その前は日経コンピュータの記者時代の1998年）。</p>
<p>思えばハードウェアとして競争力が高かったXactiが、ウェブサービスの構築・運営ができない舞台裏を知ったのが、ハードウェア企業が持つIoTの可能性と限界を意識したキッカケだった気がします。</p>
<p>もしCESにおいでの方がいらっしゃいましたら、是非コンタクトいただければと存じます。</p>

<p>2017年も、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします！ 今後ともFabFoundryをよろしくお願いいたします!</p>

<hr />
<h4>FabFoundryって何？シリーズ</h4>
<ul>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-1.html">米国ハードウェア・スタートアップを日本の製造業とつなぐ「FabFoundry」のビジネス（FabFoundryって何？パート1）</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-2.html">なぜシックス・アパート出身の関が「ハードウェア」を手がけるのか（FabFoundryって何？パート2）</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-3.html">ニューヨークはハードウェアスタートアップに向いた街。ここでエコシステムの整備に貢献していきたい（FabFoundryって何？パート3）</a></li>
</ul>
]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>なぜシックス・アパート出身の関が「ハードウェア」を手がけるのか（FabFoundryって何？パート2）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-2.html" />
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    <published>2017-01-04T02:05:22Z</published>
    <updated>2017-01-31T22:13:17Z</updated>

    <summary>前回に続き、私が2015年からニューヨークで手がけている、米国のハードウェアスタ...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
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        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-1.html">前回</a>に続き、私が2015年からニューヨークで手がけている、米国のハードウェアスタートアップと日本の製造業をつなぐスタートアップ「FabFoundry」のビジネスについてお話していきます。今回はよくご質問いただく、「ソフトウェア開発のシックス・アパート出身の関が、なぜハードウェアを手がけるのか」 に対する回答です。</p>

<h3>ニューヨークでFabFoundryを起業</h3>
<p>すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は2003年から11年半務めたシックス・アパート日本法人の取締役を2015年5月に退任し、現在は顧問をしております。「シックス・アパートの関」という印象が強い方からは、「ニューヨークで何をしていらっしゃるんですか？」と質問を受けることがあります。現在は、2011年にシックス・アパートを買収したインフォコム社の米国子会社で、同社の北米事業に関する業務を行いながら、全く別の会社『FabFoundry』をニューヨークで起業し、両輪で活動しております。</p>
<p>FabFoundryは、米国のハードウェアスタートアップと日本の製造業をつなぐプラットフォームを提供するスタートアップです。前回の記事で触れたように、米国のハードウェアスタートアップが陥りがちな「深刻な納期遅れ」を解消するべく、日本の製造業の手助けを受けて問題解決に向けた取り組みを進めているところです。詳しい事業内容については、<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-3.html">次の記事</a>をご一読下さい。</p>

<figure><img alt="industry-882950_960_720.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/industry-882950_960_720.jpg" width="960" height="600" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>将来の製造業は...（イメージ図）</figcaption></figure>

<h3>ブログもハードウェアも「これから新しく成長していく領域」</h3>
<p>シックス・アパートは 、Movable Typeをはじめとするブログ・CMSツールを開発・提供する、いわゆる「ソフトウェア」の会社です。その会社に長く務めた私が、「ハードウェアスタートアップ支援」と言っても、なかなかピンとこないかもしれません。「全然違う分野じゃないか」と感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし私にとっては、「ブログやCMSも、ハードウェアも、自分がビジネスに携わった時点では、これから大きく成長していく潜在力がある領域」という意味では同じに映りました。成長分野にいるだけでワクワクしてしまいます。</p>
]]>
        <![CDATA[<p>シックス・アパートを日本で立ち上げた2003年当時、ソーシャルメディアという概念そのものがなかったどころか、ウェブでコミュニケーションしている人はごく一部でした。ふつうの人はウェブを読むだけで、「ブログ？ わざわざウェブで日記を公開して何が楽しいの？」と疑問を持たれたものです。しかし今では著名人から一般人まで多くの人がブログを活用し、もうブログがない世界は考えられません。</p>
<p>私がFabFoundryの原型を考え始めたのは2012年ごろで、ちょうどその頃、「MAKERS：21世紀の産業革命が始まる」（クリス・アンダーソン著、NHK出版）が注目を集め、「メーカームーブメント」が起き始めていました。３Dプリンターやレーザーカッターを使い、素人でもモノづくりできる時代が来る。こうした世の中の流れがある一方、ビジネス視点で見ると、「ハードウェアスタートアップは難しいから」「よく分からないから」と、多くの起業家や投資家は引き続きウェブやモバイルアプリに集中していて、ハードウェア分野への参入者は限られていました。この状況は、15年前にシックス・アパートが立ち上がった時とよく似ています。</p>
<p>新しい成長分野でありながら、先駆者が少なくライバルが多くない。そして、ハードウェアスタートアップを育てるための「エコシステム」が整っていないので、自分たちがエコシステム構築に参画すれば、エコシステムの発展にしたがって自分たちにも伸びしろがある。この2つの理由から、米国のハードウェアスタートアップが抱える問題を解決するべく、FabFoundryの創業に至りました。創業場所をニューヨークにした理由については、次の記事でご説明します。</p>

<h3>ハードウェアスタートアップのエコシステムを整えていきたい</h3>
<p>スタートアップが成長するために不可欠と言われているのが、「資金」や「人材」など、スタートアップが育っていくための環境＝エコシステムと言われています。自社だけですべてのリソースを整備していたら、スタートアップに求められる急速な成長が見込めないからです。ここ10年は、Yコンビネーターに代表される「シード・アクセラレータ」が登場し、スタートアップの成長を助ける仕組みが大きく整いました。しかし「ハードウェア」のスタートアップ向けエコシステムは、米国の中でもまだまだ整備されているとは言えません。</p>
<p>2013年からハードウェアスタートアップ専門のシード・アクセラレータ「AlphaLab Gear」を運営するIlana Diamond所長は「米国では、ハードウェア・スタートアップは、ウェブ/アプリ・スタートアップと比べて、出資を受けるのに苦労している。投資家やメディアの理解が得られていない」として、ハードウェアスタートアップへの注目を集めるために2015年から「National Hardware Cup」というコンテストを全米で開催しています。</p>
<p>しかしアクセラレータやベンチャーキャピタル（VC）が、ただ存在すれば良いかというとそういうわけではなく、さまざまな選択肢があることが重要です。なぜなら1社が「NO」と言ったら、そこから支援されなかったスタートアップには他に選択肢がなく、成長できる可能性が大幅に低くなってしまうからです。そのため、独自の視点や目的でスタートアップを支援する人や企業が増えることで、スタートアップが成長する環境＝エコシステムを整えていく必要があります。</p>
<p>ハードウェアの世界ではまだ専業の投資家の数も、スタートアップの数も限られています。全米にはVCが約800社ありますが（NVCA資料）、ハードウェアスタートアップに絞ったVCは7社、ハードウェアにも活発に投資しているVCを含めても約30社しかありません（Bolt Blog資料）。つまりハードウェアスタートアップ向けのエコシステムはまだ成長の途上にあるということです。</p>
<p>以前在籍していたシックス・アパートでは、自社製品のMovable Typeを出した後、Movable Typeを「プラットフォーム」と考えて、ブログやウェブを構築する企業を巻き込んた「ProNet」というパートナープログラムを立ち上げ、Movable Typeを使ったさまざまな「ウェブサービス」を共同で提供して、ウェブサイトを立ち上げるユーザー企業を支援しました。この活動は、自社プラットフォーム上に必要に応じて各種のサービスをパートナー企業と構築した例ですが、FabFoundryでも、これに近いことをしたいと考えています。
1社で取り組んでもなかなか新しいことはできません。しかし当社が中心となりプラットフォームを提供し、ハードウェアスタートアップが成長するために必要な環境をパートナー企業と連携して整えていきたいと考えています。</p>
<p>実際、すでに似たような志を持っている2社と手を組んでいます。1社は京都にあるハードウェアアクセラレーター『Makers Boot Camp』。もう1社はニューヨークにあるハードウェアインキュベーター『NYDesigns』です。両社との連携内容については、<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-3.html">こちらの記事</a>をご参照ください。これらの会社と提携することによって、少しずつハードウェアスタートアップ向けのエコシステム拡充に貢献していきたいと考えています。</p>

<h3>エコシステムの進化で初期投資が徐々に下がってきた</h3>
<p>私がもう一つシックス・アパートでの経験を、FabFoundryでも活かせると思っているのは、これからハードウェアの世界にも訪れるであろう「ビジネスの転換点」についてです。</p>
<p>15年前シックス・アパートを立ち上げた時は、今のようにクラウドコンピューティングという技術はなかったので、ウェブのスタートアップを始めるには、自前でサーバーを何十台と購入する必要がありました。1台あたり50万円〜100万円もするようなサーバーです。それに加えてデータセンター代も払う必要があり、初期投資がものすごくかかったものです（それでも、20年前はさらに悪くて、サーバーも高かったですが、OSやミドルウェアも有料で、ソフトウェアにも何百万円かけていました）。</p>
<p>FabFoundryが支援するようなハードウェアスタートアップも、モノを作るためにはまず原材料や高価な工具などを調達しなければならず、それなりの初期投資を必要とします。モノが完成するまでにはお金も時間もかかり、すぐに結果が見えづらいので、投資家がお金を出したがりません。この「初期投資がかかる」という部分が、シックス・アパートの立ち上げ時にとてもよく似ているので、私自身解決できる下地があると思っています。</p>
<p>ウェブの世界では、まずソフトウェアの「オープンソース化」により、高価なソフトウェアと同等な機能を持つソフトウェアが低価格で利用できるようになりました。さらに、サーバーをシェアして販売する「クラウドコンピューティング」が登場し、利用が少ないスタートアップがとても少ない初期投資で使い始められるようになりました。</p>
<p>ハードウェアスタートアップの世界でも似たような動きが起きています。高価な工具などをシェア（共同利用）できる「メイカースペース」や「ファブラボ」などはこの5年間で急速に広がり、初期投資はかなり抑えられるようになってきました。またソーシャルメディアを利用して多くの人に伝わり、出荷前に代金が入ってくるクラウドファンディングサービスが登場し、ハードウェアスタートアップが必要とする初期費用は、ここ5年でずいぶんと下がりました。</p>
<p>このようにハードウェアスタートアップ向けのエコシステムは、確実に改善しています。まだVCなどの投資家が少ないことや、納期遅れの大きな原因である量産のノウハウ不足などの問題はありますが、ここについてはFabFoundryが提供するプラットフォームが、エコシステムの整備に一役買うのではないかと考えています。</p>

<h3>売り切りから定期課金モデルへと変わっていったウェブサービス</h3>
<p>もう一つ、これから来る潮流にも、私が支援できる理由があると考えています。</p>
<p>今ではあまりに一般的なので信じられないかもしれませんが、15年前にはソフトウェアやサービスは「売り切り」が当たり前で、月額制などの「サブスクリプション型」の課金モデルは広がっていませんでした。毎月固定費を払うのはイヤなので、最初にハードウェアもソフトウェアもすべて買ってしまいたい、と。その結果として、ベンダーは製品になるべくたくさんの機能をつけて、一回売っておしまい。そういう事業モデルが一般的でした。</p>
<p>しかしウェブサービスというのは、製品にバグが見つかったりOSが変わったりしたら、都度アップデートをしていかなくてはいけません。アップデートは基本的に無料提供が当たり前だと思われているので、売上は増えないのにサポートは延々継続していく。そうした費用を捻出するためには「バージョンアップ版」を発売し、改めて課金する必要がありました。昨今ではWindowsに代表される「売り切り」製品が苦戦しているので分かる通り、ビジネスを継続していくのは難しいモデルでした。</p>
<p>そこで次第に増えていったのが、サーバーやソフトはベンダーがクラウドベース管理し、サービス内容に応じて課金するサブスクリプション型の課金モデルです。毎月売上が発生しますので、長期的なサービス提供に向いたビジネスモデルです。しかしユーザーがサービスを継続するためには、絶えず機能改善がなされていないといけないため、製品の開発方針やサポート体制が、売り切り製品とはずいぶんと異なります。</p>
<p>こうしたビジネスモデルの変遷がシックス・アパートに限らずウェブ業界全体として起こったわけですが、多くの企業、特に大企業は月単位のサブスクリプション型モデルに移行するのに手間取り苦労してきました。引き続きソフトウェアの売り切りとバージョンアップに依存するモデルを続けましたが、気づけばユーザーは誰もソフトウェアをバージョンアップしなくなっていったのです。</p>

<h3>ハードウェアも「ウェブサービス」の考えを取り入れていく時代になる</h3>
<p>このビジネスモデルの変遷は、これからのハードウェアにおいても通じるところがあります。今は多くのハードウェア製品、とくにいわゆる「ガジェット」はインターネットにつながっているのが当たり前の時代です。OSのアップデートなど、外的要因の仕様変更などで、絶えず機能をアップデートしていかなくてはいけません。アップデートがないガジェットは、使われなくなるでしょう。そうすると、ソフトウェアが売り切りモデルから、サブスクリプション型へと移行していったように、ハードウェアの世界でも、購入時の値段は安いけれど毎月、定額の売上があるような仕組みを取り入れる必要があります（ウェブサービスの場合は、月額制だけでなく、 広告モデルやアイテム課金など、さまざまな課金の仕組みが考案されました）。</p>
<p>こうしたビジネスモデルを取り入れるのに不可欠なのが、ウェブサービスのテクノロジーです。ハードウェアスタートアップの多くが、いずれは「ソフトウェア技術」や「ウェブサービスのビジネスモデル」を取り入れる転換点を迎えるはずです。そうした転換点をどう乗り越えるのか。私がシックス・アパートで培った経験やノウハウが、ハードウェアスタートアップに役立つと信じています。</p>

<ul>
<li>次の記事: <a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-3.html">ニューヨークはハードウェアスタートアップに向いた街。ここでエコシステムの整備に貢献していきたい（FabFoundryって何？パート3）</a></li>
</ul>

<hr />
<h4>FabFoundryって何？シリーズ</h4>
<ul>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-1.html">米国ハードウェア・スタートアップを日本の製造業とつなぐ「FabFoundry」のビジネス（FabFoundryって何？パート1）</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-2.html">なぜシックス・アパート出身の関が「ハードウェア」を手がけるのか（FabFoundryって何？パート2）</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-3.html">ニューヨークはハードウェアスタートアップに向いた街。ここでエコシステムの整備に貢献していきたい（FabFoundryって何？パート3）</a></li>
</ul>
]]>
    </content>
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<entry>
    <title>米国ハードウェア・スタートアップを日本の製造業とつなぐ「FabFoundry」のビジネス（FabFoundryって何？パート1）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-1.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2017:/blog/nob//1.5065</id>

    <published>2017-01-04T01:54:08Z</published>
    <updated>2017-01-31T22:16:49Z</updated>

    <summary>新年あけましておめでとうございます。2015年にニューヨークでFabFoundr...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="FabFoundry" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>新年あけましておめでとうございます。2015年にニューヨークでFabFoundryを立ち上げてから、早くも1年半が経ちました。今日は新年のご挨拶を兼ねまして現在、私がニューヨークで取り組んでいる事業について3回に分けてお話させていただきます。</p>

<h3>日米で15年以上の経営経験を持つ6名</h3>
<p>FabFoundry（本社ニューヨーク、以下当社）は、米国のハードウェアスタートアップと日本の製造業をつなぐプラットフォームを提供しています。現在のチームは常勤・非常勤あわせて8名で、主要メンバーは日本や米国で15年以上の経営経験を持っています。</p>
<p>当社は、ハードウェアスタートアップが陥りがちな「製造」や「量産」といった問題を解決する各種サービスを、当社が運営するオンラインおよびオフラインのプラットフォーム上で提供します。事業概要についてはこちらをご参照ください（<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-3.html">FabFoundryって何？パート3</a>）</p>

<figure><img alt="Screenshot 2017-01-03 22.35.31.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/Screenshot%202017-01-03%2022.35.31.jpg" width="1373" height="798" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>米国ハードウェア・スタートアップを日本の製造業とつなぐ</figcaption></figure>

<h3>クラウドファンディング人気の裏で発生する深刻な「納期遅れ」問題</h3>
<p>米国ではKickstarterやIndiegogoなどのクラウドファンディングサービスでお金を集め、製品を提供するハードウェアスタートアップが増えています。例えばクラウドファンディング最大手Kickstarterが2015年にハードウェア関連（「Technology」と「Design」のカテゴリー）で資金集めに成功したプロジェクトの総額は、なんと約3億2000万ドルにのぼります。</p>
<P>日本円にして数億円単位の資金調達に成功するプロジェクトも珍しくありません。それまで資金不足を理由に事業化を諦めてきた個人やスタートアップが、プロトタイプ（試作品）の段階で資金を得られ製品化に乗り出せるとあって、もはやハードウェアスタートアップになくてはならないサービスになっています。しかし、こうした成功の裏で、自社で設定した配送期日を守れない「納期遅れ」が深刻な問題となっています。</p>
]]>
        <![CDATA[<p>2015年にKickstarterが公開した資料によると、資金調達に成功したプロジェクトのうち、65%のプロジェクトでしか、出資者が「納期はちゃんと守られた」「守られた」と感じなかったそうです。Kickstarterはプロジェクトを公開する前に精査することで、「製品が届かない」という事態を避けようと努力していますが、それでも「資金が集まった」プロジェクトでさえ、3分の1以上で、納期が守られないというのは、何か根本的な問題があるに違いありません。</p>
<p>私が過去、数年の間にクラウドファンディングサービスで購入した13製品のうち予定日通り届いたのはソニーのMESHだけ。他は平均的には3か月程度の遅れですが、予定より1年以上遅れているものも3製品あります。そもそも約半分の5製品は、まだ届いておらず、いつ届くのかも分かりません。</p>
<p>届いていない製品で最も高価なものは、2015年の最大のクラウドファンディングと言われた「Glowforge」で、4000ドル以上支払ったにもかかわらず、当初の納期を1年こえても、まだ届く気配がありません。</p>
<p>いかに多くの製品が期日通りに届いていないかが、お分かりいただけるかと思います。</p>
<p>ハードウェアスタートアップがなぜ、こうした事態に陥りがちなのか。そこには、彼らの「量産」に対する経験と知識の不足があるからだと考えられます。</p>

<h3>「プロトタイプ作り」と「量産」は全く別の知識・スキルを要する</h3>
<p>たとえば、1万人がクラウドファンディングサービスを通じて製品を購入したいと手を挙げたとします。「予想よりも多くの人が購入を希望してくれて、多くの資金を調達できた。量産には少し時間がかかってしまうかもしれないけれど、『プロトタイプ（試作品）』があるのだから、工場に持っていけば、すぐに1万個ぐらい作れるだろう」。失敗するスタートアップはこう考えます。</p>
<p>実際には、1万個もの製品を、同じクオリティで、納期に間に合わせて作るのは容易ではありません。工場の選定、必要な数の部品の調達、機械の選定、納期を守るためのプロジェクト管理、製造が終わった後の検品......こうしたさまざまな工程を、スケジュール通りにこなさなくてはならないからです。</p>
<p>ユーザーを惹きつける1個の「プロトタイプ作り」と、工場で1万個作る「量産」は全く別の知識、スキルを必要とします。しかしクラウドファンディングを利用する多くの米国ハードウェアスタートアップはこれを理解しておらず、結果として深刻な「納期遅れ」を引き起こしているのです。</p>
<p>当社は、このような「製造」や「量産」をはじめとするハードウェアスタートアップが抱える問題を、経験豊富な日本の「製造エキスパート」が支援することで解決できると考え、米国のハードウェアスタートアップと日本の製造業をつなぐプラットフォームを提供します。プラットフォーム上で提供する具体的なサービス内容については、当シリーズの第3回をご覧ください（<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-3.html">FabFoundryって何？パート3</a>）。

<h3>クラウドファンディングやハードウェアスタートアップへの信頼が損なわれないようしたい</h3>
<p>クラウドファンディングサービスは、ハードウェアスタートアップが成功できるかを占う「登竜門」的なサービスとして人気を集めていますが、「買ったものがちゃんと届かない」事態が常態化してしまうと、プロジェクトを支援してくれるユーザーの間で疑念が広がり、利用されなくなるかもしれません。</p>
<p>せっかくハードウェアスタートアップに開かれた新しい道が閉ざされないよう、彼らが苦手とする量産・製造をサポートすることで、スタートアップが成長軌道に乗るための土台を整えていきたいと考えています。</p>

<ul>
<li>次の記事: <a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-2.html">なぜシックス・アパート出身の関が「ハードウェア」を手がけるのか（FabFoundryって何？パート2）</a></li>
</ul>

<hr />
<h4>FabFoundryって何？シリーズ</h4>
<ul>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-1.html">米国ハードウェア・スタートアップを日本の製造業とつなぐ「FabFoundry」のビジネス（FabFoundryって何？パート1）</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-2.html">なぜシックス・アパート出身の関が「ハードウェア」を手がけるのか（FabFoundryって何？パート2）</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2017/01/who-is-fabfoundry-part-3.html">ニューヨークはハードウェアスタートアップに向いた街。ここでエコシステムの整備に貢献していきたい（FabFoundryって何？パート3）</a></li>
</ul>
]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」の電話面接が終了</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/12/in2nyc-phone-interviews.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2016:/blog/nob//1.5059</id>

    <published>2016-12-03T13:51:04Z</published>
    <updated>2016-12-03T15:24:24Z</updated>

    <summary>就労ビザH1Bの取得を支援するニューヨーク市のプログラム「IN2NYC」の書類選...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
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        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>就労ビザH1Bの取得を支援するニューヨーク市のプログラム「IN2NYC」の<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/08/in2nyc-screening-done.html" target="_blank">書類選考の話</a>を書いたのは3か月以上前になってしまいましたが、10月に弁護士の電話インタビュー、11月に大学（実際には大学の起業家センター）との面接が、それぞれ終わりました。弁護士はワシントンDCに本拠を構える移民法担当の弁護士だったために、電話でのインタビューとなったようです。</p>
<p>弁護士からは、会社に関することと、自分に関することを聞かれました。会社の登記場所から始まり、製品・サービスの内容や売上の推移や、自分の学歴など、多々ありました。もっとも、自分が米国のビザを申請するのは何度目かなので、多くの質問はあらかじめ予想できており、そこについては、あまりまごつくことはありませんでした。</p>
<p>今回の発見は、H1Bの要件として、役職と地域に応じた最低賃金を支払う、ということを、自分自身を雇用する際にも実践する、ということです。例え自分が大多数のシェアを持っているにしても、会社と労働者は雇用主と雇用者の関係であり、H1Bは就労ビザですから、会社はそれ相応の給与を支払う必要があるわけです。</p>
<p><img alt="IN2NYC Logo" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IN2NYC_Logo.jpg" width="864" height="325" class="mt-image-none" style=""></p>]]>
        <![CDATA[<p>弁護士によると、私のケース（ニューヨーク市内で雇用される修士のCEO）では「最低賃金は15万3000ドル」と言われ、会社がちゃんと給料を払えるだけの資金を持っているかどうかを、かなり細かく突っ込まれました（売上、現預金、資金調達状況など）。H1B申請するのに一番のチャレンジが、会社の財務状況になる可能性があるのであれば、IN2NYCが他のプログラム（例えば<a href="https://en.wikipedia.org/wiki/International_entrepreneur_rule" target="_blank">International Entrepreneur Rule</a>による「スタートアップ・ビザ」は、米国の投資家から34万5000ドル以上、調達するなどの条件がある）に比べて競争力を持たない可能性があります。今後はIN2NYCを推進するNYCEDC（ニューヨーク市の経済開発公社）からの融資などを組み合わせて、プログラムの競争力を高めることが不可欠なのではないかと感じます。</p>
<p>なお役職や地域、熟練度などに応じた賃金の統計データは、米労働省が委託する<a href="https://www.onetonline.org/" target="_blank">O*NET OnLine</a>を使って調べることができます（調べ方は<a href="http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1039919515" target="_blank">こちらの記事</a>が詳しいです）。</p>
<p>大学（起業家センター）との面接については、次の機会に触れたいと思います。</p>

<h4>IN2NYC 関連記事</h4>
<ul>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-for-international-entrepreneurs.html" target="_blank">「IN2NYC」はニューヨーク市の起業家向けビザ発給イニシアティブ</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-appliation-process.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」続報</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/07/in2nyc-webinar.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」のWebinarが7月13日深夜に開催</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/08/in2nyc-screening-done.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」の一次選考が終了</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/12/in2nyc-phone-interviews.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」の電話面接が終了</a></li>
</ul>]]>
    </content>
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<entry>
    <title>ニューヨークにミートアップの季節が帰ってきました（後編）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/10/nyc-meetups-in-2016-09-part-2.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2016:/blog/nob//1.5028</id>

    <published>2016-10-12T00:59:29Z</published>
    <updated>2016-10-12T17:23:42Z</updated>

    <summary>前編では9月になって再開されたミートアップをいくつかご紹介しました。テクノロジー...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/09/nyc-meetups-in-2016-09-part-1.html" target="_blank">前編</a>では9月になって再開されたミートアップをいくつかご紹介しました。テクノロジーのレベルとしては、シリコンバレーほど尖っていませんが、さまざまな分野のスタートアップがニューヨークに本拠を構え、また訪れてくるのがよく分かります。</p>
<p>前回の東欧のスタートアップ向けアクセラレーターStarta Acceleratorのデモデーとは少し趣向が異なり、カナダのアクセラレーター「<a href="http://tradecommissioner.gc.ca/world-monde/cta-atc.aspx?lang=eng" target="_blank">Canadian Technology Accelerators</a>」のデモデーは、朝9時から行われました。</p>
<figure><img alt="IMG_6975.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IMG_6975.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>カナダのニューヨーク総領事館主催の朝食会。目玉はアクセラレーター参加スタートアップによるデモデー</figcaption></figure>]]>
        <![CDATA[<h3>カナダのテクノロジー・スタートアップが集結</h3>
<p>まずはカナダのニューヨーク総領事であるPhyllis Yaffe氏からのスピーチ。「私のころのテクノロジーといえば司書の資格で、いまのテクノロジーは分からない」と冗談を飛ばしながら会場をなごませていました。</p>
<figure><img alt="IMG_6977.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IMG_6977.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>総領事（右）が登場すると、来場者はそれまでの朝のネットワーキングのおしゃべりを止めて注目</figcaption></figure>

<p>その後は本日の主役である参加スタートアップが相次いでピッチ。スクリーンがないためスライドを使えないためか、最初の何人かのスピーカーはかなり緊張している様子が伺えました。また、何人かの登壇者はフランス語アクセントがあり、ケベック州を本拠にしたスタートアップであることがすぐに分かりました。</p>
<p>別件でスマートアパレル（ウェアラブルの進化系で、衣料品にさまざまな電子的機能を載せたもの）について調べている際に、ケベック州に本拠地を構えるスタートアップがいくつもあったことを思い出しました。一昨年にモントリオール（ケベック州）にいったときにも、多くの大学があり、英語と仏語のバイリンガルが、フランス語圏と米国の間でビジネスをしているのでしょうか。</p>
<figure><img alt="IMG_6987.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IMG_6987.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>毎月、朝食用のオーツを2箱届ける「<a href="https://www.oatbox.com/en/" target="_blank">OatBox</a>」。ケベック州モントリオールの材料を使っている</figcaption></figure>
<p>個人的に面白いと思ったのは、ユニフォームのマーケットプレイスを手がける「<a href="http://www.lagioiauniforms.com/" target="_blank">La Gioia Uniforms</a>」。レストランなどで使う「ユニフォーム（制服）」を、ニューヨークのデザイナーがデザインし、アジアの縫製工場で作るモデル。創業者の<a href="https://www.linkedin.com/in/william-lechuga-498aab8" target="_blank">William Lechuga</a>氏はタイなどアジア諸国での経験を生かして起業したが、本社はカナダのノバスコシア州に置き、ニューヨークとの間を行き来するとのこと。「ノバスコシア州の支援を受けられるし、そもそもシステムを作るためのエンジニアリング費用が半額近くに下げられる」（同氏）。</p>
<figure><img alt="Screenshot 2016-10-11 22.57.03.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/Screenshot%202016-10-11%2022.57.03.jpg" width="1079" height="714" class="mt-image-none" style="border: 1px #000000 solid;" /><figcaption>ニューヨークのデザイナーが作る独自のユニフォームを提案する<a href="http://www.lagioiauniforms.com/" target="_blank">La Gioia Uniforms</a></figcaption></figure>

<h3>ファッションと技術の融合</h3>
<p>その後の1週間ほどは、自分の予定が忙しくてミートアップにいけない日々が続きました。ほぼ毎日のようにミートアップやビジネス向けのネットワーキングパーティがあり、中には直前に決まるものもあるため、「行きたかったのに行けなかった」ということも少なくありません。イベントが多い火曜と木曜は、なるべく夜の予定は空けておくようしています。</p>
<p>1週間ぶりに参加したミートアップは、「ファッション」と「プログラム（コード）」をテーマとした「Stitching together Code + Fabric: What's Next in Fashion Tech」。ファッションの街、ニューヨークならではのミートアップです。「ファッションと技術は、もっと歩み寄ることができるはず。だが生活している環境や普段使う用語が違うことなど、なかなか連携が進んでいない。それでもニューヨークはロンドンと並んで、技術とファッションがもっとも触れ合う場所」（デザイナーのSylvia Heisel氏）。</p>
<figure><img alt="IMG_7168.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IMG_7168.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>初期の3Dプリンターを使った服は「着られたものじゃなかった」</figcaption></figure>
<figure><img alt="IMG_7169.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IMG_7169.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>でも今では素材（<a href="https://ninjatek.com/products/filaments/ninjaflex/" target="_blank">NinjaFlex</a>など）の進化で普通に着られるとか。原材料費も20ドル。問題は「一着作るのにとてつもない時間がかかる」</figcaption></figure>
<p>このミートアップは参加者のパネルディスカッション形式の前半と、お酒や食べ物をつまみながらのネットワーキングで構成されていました。「3Dプリンターを使って洋服を作っている。今までは汎用（MakerBot）の3Dプリンターを使ってきたが、できるまでの時間が膨大で量産できない。しかたがないので衣料制作専用の巨大な3Dプリンターを製作している」（Heisel氏）など、ふだんは聞けないような3Dプリンターの活用について、いろいろとお話を伺えました。</p>
<p>また2人目のパネリストであるAnnelie Koller氏は、布地などを裁断して作る従来の衣料品はムダになる部分が多いが、3Dプリンターのように素材を足していく作り方は、原材料の無駄をゼロに近づけることができ、とてもエコロジーな方法として注目しているとのこと。「皮革で時計のリストバンドを作る際に、無駄になる部分は80％。最新の技術を使うことで、ファッションを考え直すことができる」（Modern MeadowのAnnelie Koller氏）とファッションと技術の融合に高い期待を寄せていました。</p>
<p>彼女はバイオテクノロジーを使った皮革メーカー<a href="http://www.modernmeadow.com/" target="_blank">Modern Meadow</a>社の上級デザイン研究員。ブルックリンに本社を置くModern Meadow社は、本物の皮革の成分を培養して人工的に皮革を作る技術が注目を浴び、すでに5000万ドル以上の資金を調達しています。</p>
<figure><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/7gXq1ml6B1E" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><figcaption>生き物をを殺すことなく動物由来の製品を作る「Biofabrication」@TED</figcaption></figure>
<p>このミートアップでは、今年の7月〜8月に京都で開催した「<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/07/monozukuri-bootcamp-1st-cohort.html" target="_blank">Monozukuri Bootcamp</a>」に参加した、FlexTraPowerのチーフデザイナー、Thuy Pham氏も参加しており、シード期以前の資金調達をどのようにやっていくべきか積極的に質問を投げかけていました。Koller氏は「素材に関する多くの技術は、国防のための研究開発費によって進められることがほとんど。ニューヨークでもさまざまな補助金が用意されているので、積極的に活用するべき」と説明していました。</p>
<p>後半のネットワーキングでは、高校を卒業したばかりながら、この秋からMIT Media Labに参加予定の長谷川陸央さんとお会いし、米国での印象やMedia Labへの期待など、いろいろとお話をすることができました（<a href="https://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/2016/gaiyou_ig-1.html" target="_blank">2016年のIPA未踏プロジェクト</a>に選ばれたように農業に高い関心をお持ちとのこと）。</p>

<h3>ビッグデータとAiの「Data Driven NYC」</h3>
<p><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/09/nyc-meetups-in-2016-09-part-1.html" target="_blank">前編</a>で取り上げたミートアップ「<a href="http://www.meetup.com/Hardwired-NYC/" target="_blank">Hardwired NYC</a>」を主催する地元VC、<a href="http://firstmarkcap.com/" target="_blank">FirstMark Capital</a>の<a href="https://www.linkedin.com/in/turck" target="_blank">Matt Turck</a>氏が主催するもう一つのミートアップが、ビッグデータやAIを取り上げるミートアップ「<a href="Data Driven NYC" target="_blank">Data Driven NYC</a>」です。</p>
<figure><img alt="IMG_7223.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IMG_7223.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>Matt Turck氏は、こちらのミートアップでも司会を務めます</figcaption></figure>
<p>Hardwiredに比べて、Data Drivenの方が関連する業界も大きいということもあり、ミートアップの規模も大きいのですが、この日は本当に大きめの会場で、「仕事帰りに集まる無料の集まり（ミートアップ）」とは多少、趣を異にしていたと言えるかもしれません。</p>
<figure><img alt="IMG_7247.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IMG_7247.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>一列、ゴッソリ空いているのは、パネルディスカッションの登壇者の席です。</figcaption></figure>
<figure><img alt="IMG_7248.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IMG_7248.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>ここまで大きな会場でミートアップを実施する技術系ミートアップは、NY Tech Meetupなど一握り</figcaption></figure>
<p>日本ではあまり取り上げられないスタートアップですが、頼んだ品物を代わりにスーパーで買って指定の場所まで届けてくれる「<a href="https://www.instacart.com/" target="_blank">Instacart</a>」や、日本でも知名度があるスマートフォンを使った配車サービス「<a href="https://uber.com/" target="_blank">Uber</a>」などの注目のネット企業のシステムの裏側を、その責任者が次々と説明してくれました。</p>
<figure><img alt="IMG_7229.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IMG_7229.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>Instacartデータサイエンス担当VPのJeremy Stanley氏</figcaption></figure>

<p>こうしたネット技術を活用した多くの企業がシリコンバレーの企業ですが、ニューヨークでは商談や展示会などが多く、こうした企業の幹部が来る機会を生かして、ミートアップなどで講演してもらうことが少なくありません。シリコンバレーほどではありませんが、最新のテクノロジーに詳しい人たちの話を聞けるミートアップが数多くあるのも、ニューヨークの街としての魅力かもしれません。</p>
<figure><img alt="IMG_7238.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IMG_7238.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>企業向けメッセージシステム「Slack」の検索・学習・知性担当部門長のNoah Weiss氏。彼の部門はニューヨークに設立されたばかり</figcaption></figure>
<p></p>
<figure><img alt="IMG_7245.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IMG_7245.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>ミートアップの後半は、西海岸から来ていた4人のVC投資家によるパネルディスカッションも行われました</figcaption></figure>
<p>他にも、毎週金曜の朝に創業者やVCが1時間ほどカジュアルに話す「<a href="https://www.meetup.com/in-good-company-nyc/" target="_blank">Founders Friday</a>」など、多くのミートアップが生活に溶け込んでいます。こうした20〜30人程度の小規模の集まりについては、また別の機会にご紹介します。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ニューヨークにミートアップの季節が帰ってきました（前編）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/09/nyc-meetups-in-2016-09-part-1.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2016:/blog/nob//1.5027</id>

    <published>2016-09-28T22:36:09Z</published>
    <updated>2016-12-11T14:24:37Z</updated>

    <summary>米国では7月〜8月は夏休みのシーズンということで、月例のビジネス系ミートアップ（...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
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        <category term="Entrepreneurship" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="IoT" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>米国では7月〜8月は夏休みのシーズンということで、月例のビジネス系ミートアップ（たいてい平日の18時〜21時）はお休みにしてしまうところが少なくありません。集客が大変なのと、スピーカー候補や主催者が夏休みを取りたいということだったりします。かくいう私も7月後半から8月前半まで、<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/07/monozukuri-bootcamp-1st-cohort.html" target="_blank">第1回Monozukuri Bootcamp</a>のキックオフもあって日本に出張しており、ニューヨークにはいませんでした。</p>
<p>9月は新学期が始まる時期でもあり、8月末から9月頭のLabor Dayの3連休明けあたりまでには、街には人があふれるようになります（日本でいう4月の新学期シーズンと酷似しています）。</p>
<p>ということで、この3週間に私が参加したビジネス系ミートアップのうち、9月前半に開催されたものをご紹介します。多くの定例ミートアップは講演内容を録画し、後から見られるようになっています。ビデオがあるものはリンクをはっておきます。</p>

<p><figure><img alt="TRIBECAエリアであったカンファレンス後のルーフトップパーティ" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/2016/09/IMG_7155.jpg" width="640" height="174" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>TRIBECAエリアであったカンファレンス後のルーフトップパーティ。この後、人が押し寄せて日没までネットワーキングが続きました</figcaption></figure></p>]]>
        <![CDATA[<h3>コロンビア大学IoTプログラム</h3>
<p>「<a href="https://www.meetup.com/NYCIOT/" target="_blank">IoT Central NYC</a>」のミートアップ（<a href="https://www.meetup.com/NYCIOT/events/232855732/" target="_blank">ミートアップの詳細</a>）の中で、<a href="http://iotcolumbia.weebly.com/" target="_blank">コロンビア大学IoTプログラム</a>のプレゼン（デモデー）が開催されました（<a href="https://www.youtube.com/watch?v=FeEDxgcO_iE" target="_blank">講演内容のYouTubeビデオ</a>）。</p>
<figure><img alt="IMG_6826.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/2016/09/IMG_6826.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>コロンビア大学IoTプログラムを担当する<a href="https://www.linkedin.com/in/zoran-kostic-40a36599" target="_blank">Zoran Kostic</a>教授</figcaption></figure>
<dl>
<dt>Empower Pump. Smart Pumping. Happy Mommy.</dt>
<dd>母乳の出が悪くなることを検知・予想するために、搾乳ボトルに計測センサーをつける。特に未熟児の成長などに母乳は重要だが、母乳は早期に出なくなる人がいる。目に見えて減った後には対応ができない。母乳の量が減るなど兆候はあるが、現代の忙しい母親にとって、毎回の量を記録するのはムリ。なのでセンサーで傾向をいち早く掴んで、早期の対応を促すのが狙い。<img alt="IMG_6828.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/2016/09/IMG_6828.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /></dd>
<dt>Beacon on Board: A smart device designed to prevent hot car tragedies</dt>
<dd>幼児向けカーシートの温度センサー・ソリューション。夏場などは短時間で車内の温度が急上昇するが、既存の検知システムは高価。後付けできる安価なソリューションを開発。<img alt="IMG_6835.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/2016/09/IMG_6835.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /></dd>
<dt>Embrace: smart post-injury recovery knee brace</dt>
<dd>リハビリ用のトラッキング・ソリューション。傷の回復状況に応じた適切なリハビリが予後の改善には不可欠。安いセンサー部品を使い、足りない部分をAIで補うことで、ソリューション全体のコストを低減する。<img alt="IMG_6839.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/2016/09/IMG_6839.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /></dd>
</dl>

<h3>東欧出身スタートアップのピッチコンテスト</h3>
<p>東欧出身のスタートアップを集めたアクセラレーター<a href="http://www.startacapital.com/accelerator" target="_blank">Starta Accelerator</a>が開いた「<a href="https://www.eventbrite.com/e/newtonyc-international-founders-night-vc-panel-pitch-contest-tickets-26826583032#" target="_blank">International Founders Night. VC Panel & Pitch Contest.</a>」の前半が投資家によるパネル・ディスカッション、後半が、Starta Acceleratorの第2期生によるデモデーでした。</p>
<figure><img alt="IMG_6860.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/2016/09/IMG_6860.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>東欧出身の投資家やエンジェルによるパネル・ディスカッション。司会はStarta Acceleratorのマネージング・パートナーを務める<a href="https://www.linkedin.com/in/dorozhkina" target="_blank">Katya Dorozhkina</a>氏</figcaption></figure>
<p>東欧ということでしたが、参加スタートアップはロシア、ウクライナ、ベラルーシの旧ソ連からだけでした。いわゆる「東欧」はEU/NATOに近くなり、モスクワに本拠があるStartaとは少し距離があるのかもしれませんね。一部のバイリンガルのスピーカーを除いて、みなさんロシア語特有の強いアクセントでしたが、気後れせずにプレゼンをしています。Startaに限らず、出身国を絞ったアクセラレーターはイスラエルをはじめ、ヨーロッパやアジアの国がバックアップしたものがニューヨークにはとても多いです。</p>
<figure><img alt="IMG_6888.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/2016/09/IMG_6888.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>デモデーでプレゼンした10社</figcaption></figure>
<p>デモデーでは全部で10社がプレゼンをしました。私がハードウェア中心に見ているせいもありますが、<a href="http://www.cardiomo.com/" target="_blank">Cardiomo</a>が印象に残りました。家族や親類のバイタルサインをモニターし、危険な兆候があった場合に通知してくれるサービスです。</p>
<figure><img alt="IMG_6871.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/2016/09/IMG_6871.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>CardiomoのCMOを務める<a href="https://ua.linkedin.com/in/oksana-bespalova-b3a2663b/en" target="_blank">Oksana Bespalova</a>氏</figcaption></figure>

<h3>ニューヨーク最大のハードウェア・ミートアップHardwired NYC</h3>
<p>ニューヨークにはハードウェアやIoT系のミートアップはいくつもありますが、登録者数が最も多いのは<a href="http://www.meetup.com/Hardwired-NYC/" target="_blank">Hardwired NYC</a>でしょう（今日時点で4800人強）。ニューヨークにはほかにも、登録者数が4000人前後のハードウェア系やIoT系ミートアップはいくつかありますが、参加者の顔ぶれはそこそこ異なっています（1回のミートアップのサイズは50人〜150人ぐらいが一般的なので、登録者そのものの重複は多いかもしれません）。</p>
<p>Hardwired NYCは地元VCの<a href="http://firstmarkcap.com/" target="_blank">FirstMark Capital</a>のパートナー、<a href="https://www.linkedin.com/in/turck" target="_blank">Matt Turck</a>氏がオーガナイザーのミートアップで、毎回Turck氏が司会やモデレーターとして取り仕切っています。彼はほかにも、ビッグデータ系ミートアップの<a href="http://www.meetup.com/DataDrivenNYC/" target="_blank">Data Driven NYC</a>のオーガナイザーを務めています。FirstMarkはミートアップの開催に熱心で、ほかにも<a href="http://www.meetup.com/Code-Driven-NYC/" target="_blank">Code Driven NYC</a>や<a href="http://www.meetup.com/Design-Driven-NYC/" target="_blank">Design Driven NYC</a>を主催しています。</p>
<p>ニューヨークのミートアップでは、西海岸スタートアップからのゲストが出ることも少なくなく、今回もハードウェアの小売店をシリコンバレー（パロアルト）に開店して2年になる<a href="https://b8ta.com/" target="_blank">b8ta</a>（「ベータ」と読みます）のCEO、<a href="https://www.linkedin.com/in/vibhunorby" target="_blank">Vibhu Norby</a>氏が登壇しました。</p>
<figure><img alt="IMG_6935.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/2016/09/IMG_6935.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><figcaption>Hardwired NYC、9月のミートアップの講演者たち</figcaption></figure>
<dl>
<dt><a href="https://www.linkedin.com/in/vibhunorby" target="_blank">Vibhu Norby</a>, CEO of b8ta (retail store designed for trying and buying new connected devices)</dt>
<dd>b8taは小売りの現場に、オンライン広告の手法を導入する「ハードウェア・スタートアップのための小売店」を標榜しています。今回のプレゼンではオンライン広告による獲得コストと、小売店に支払うマージンの比較や、小売店に陳列することによる消費者への認知などについて、数字を使って説明しています（<a href="https://www.youtube.com/watch?v=uJq-gdHnIKM" target="_blank">講演内容のYouTubeビデオ</a>）<img alt="IMG_6937.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/2016/09/IMG_6937.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /></dd>
<dt><a href="https://www.linkedin.com/in/beneinstein" target="_blank">Ben Einstein</a>, General Partner of Bolt (early-stage vc firm focused on hardware and IoT) </dt>
<dd>Boltはボストンを拠点とするハードウェア専業VCです。Benは自社のブログでよく記事を書いていますが、今回は日本でも3年ほど前に話題になったCoinの失敗についての記事（<a href="https://blog.bolt.io/the-failure-of-coin-20615dca2de" target="_blank">The Failure of Coin</a>）の内容を話していました（<a href="https://www.youtube.com/watch?v=N_8qf9HsLdo" target="_blank">講演内容のYouTubeビデオ</a>）。昨日の「<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/09/investment-growth-continues-in-hardware.html" target="_blank">米国でハードウェア・スタートアップへの投資が倍増</a>」もBoltのChrisが書いた記事を元にしています。<a href="https://blog.bolt.io/" target="_blank">Bolt Blog</a>は読み応えのある記事が多いのでオススメです。<img alt="IMG_6963.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/2016/09/IMG_6963.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /></dd>
<dt><a href="https://www.linkedin.com/in/albandenoyel" target="_blank">Alban Denoyel</a>, CEO of Sketchfab (leading platform for publishing and sharing 3D and VR content)</dt>
<dd>Sketchfabは3DやVRのデータをシェアするためのプラットフォームです。本社はニューヨークですが、CEOのAlbanがフランス出身で、パリにも拠点があります（<a href="https://www.youtube.com/watch?v=XknXmhnsZtA" target="_blank">講演内容のYouTubeビデオ</a>）。<img alt="IMG_6965.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/2016/09/IMG_6965.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /></dd>
<dt><a href="https://www.linkedin.com/in/anthonybatt" target="_blank">Anthony Batt</a>, Founder & Executive Vice President of WEVR (VR content production and network)</dt>
<dd>WEVRはVR系のコンテンツを作るスタジオで、本社はロスアンゼルスにあるそうです（<a href="https://www.youtube.com/watch?v=MdZ_v2mmayQ" target="_blank">講演内容のYouTubeビデオ</a>）。<img alt="IMG_6968.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/2016/09/IMG_6968.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /></dd>
</dl>
<p>このミートアップが終わった翌朝、カナダ総領事館の主催で、Canadian Technology Acceleratorのデモデーが開催されました。詳しくは「<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/10/nyc-meetups-in-2016-09-part-2.html" target="_self">後編</a>」に続きます。</p>
<ul>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/10/nyc-meetups-in-2016-09-part-2.html" target="_self">ニューヨークにミートアップの季節が帰ってきました（後編）</a></li>
</ul>]]>
    </content>
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    <title>米国でハードウェア・スタートアップへの投資が倍増</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/09/investment-growth-continues-in-hardware.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2016:/blog/nob//1.5026</id>

    <published>2016-09-27T14:58:25Z</published>
    <updated>2017-11-18T17:42:06Z</updated>

    <summary>他の分野ではベンチャー投資が減速していたにもかかわらず、ハードウェア・スタートアップ向けの投資は好調でした。2016年前半は120件の投資で計17億ドルをハードウェア・スタートアップが調達しています。</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="Entrepreneurship" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="FabFoundry" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="Hardware" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="IoT" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="Technology" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>日本への出張から、2か月ほどブログの更新を止めてしまっていました。<a href="https://blog.fabfoundry.net/" target="_blank">英語のブログ</a>の方もほぼ同じ期間、止まっています。英語と日本語の行き来の問題ではなく、やはりアウトプットするペースには波があるなぁ、と感じています。</p>

<p>さて本日は、ハードウェア・スタートアップ専業のVCであるBoltの最新ブログ記事から。</p>

<ul>
<li><a href="https://blog.bolt.io/who-invests-in-hardware-2016-3b8149769924" target="_blank">Who Invests in Hardware 2016</a></li>
</ul>

<p>さて、この右肩上がりのハードウェア・スタートアップ向け投資の伸びを内訳を見ていきましょう。</p>

<p><img src="https://cdn-images-1.medium.com/max/800/1*pjJcwzMssHLMsJ6Hjb8yiA.png" class="mt-image-none" style=""></p>]]>
        <![CDATA[<h3>投資金額は成長、件数は頭打ち気味</h3>
<p>他の分野ではベンチャー投資が減速していたにもかかわらず、ハードウェア・スタートアップ向けの投資は好調でした。2016年前半は120件の投資で計17億ドルをハードウェア・スタートアップが調達しています。ただ傾向には変化があり、調達金額は過去最大にもかかわらず、件数はほとんど変わっていません。</p>

<p><img src="https://cdn-images-1.medium.com/max/800/1*-EdVE1vaWPhUg2ng9TFZiw.jpeg" class="mt-image-none" style=""></p>

<h3>投資の中心は依然シリコンバレー。ニューヨークはボストンを抜いて2位に</h3>
<p>ボストンとニューヨークの成長は著しいものの、サンフランシスコ（シリコンバレー）はその合計の数字の2倍のペースです。100万ドル以上調達しているシリコンバレーのスタートアップは昨年の110社から、今年は161社に増えました。昨年シリコンバレーで設立されたハードウェア特化VCのEclipseは、すでに最初のファンド（1億2500万ドル）を使い切って、新たなファンドを組成しています。
一方、ニューヨークはボストンを、金額面でも会社数の面でも抜いて、ハードウェア・スタートアップ分野では第2位のエリアになりました。</p>

<p><a href="https://www.linkedin.com/in/christophercquintero" target="_blank">Chris Quintero</a>氏（先日、結婚式を挙げたばかりの新婚さん!!）のまとめによると、2013年〜2014年の「（クラウドファンディング）ブーム」のころの製品がやっと出荷され始めたばかり。<a href="https://www.amazon.com/eero-Home-WiFi-System-Pack/dp/B00XEW3YD6" target="_blank">Eero</a>のような「勝ち組」と<a href="http://japanese.engadget.com/2016/08/08/indiegogo-ar-skully/" target="_blank">Skully</a>のような「負け組」は出てきたものの、業界としてはこれからが「本番」だろうと予想しています。実際、ハードウェア特化型のVCやシード・アクセラレーターが増えており、これからハードウェア・スタートアップを立ち上げるには最高の環境ではないかと締めくくっています（彼はハードウェア専業VCのBoltに勤めていますので話を多少は割り引く必要はあるものの）。</p>

<p>オリジナルの記事には、興味深いインフォグラフィックスが記事の最後の方にまとまっています。ぜひオリジナルの記事もご覧ください。</p>

<ul>
<li><a href="https://blog.bolt.io/who-invests-in-hardware-2016-3b8149769924" target="_blank">Who Invests in Hardware 2016</a></li>
</ul>
]]>
    </content>
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<entry>
    <title>ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」の一次選考が終了</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/08/in2nyc-screening-done.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2016:/blog/nob//1.5025</id>

    <published>2016-08-19T11:05:21Z</published>
    <updated>2016-12-03T15:27:49Z</updated>

    <summary>7月29日が応募の締め切りだった、就労ビザH1Bの取得を支援するニューヨーク市の...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="Entrepreneurship" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>7月29日が応募の締め切りだった、就労ビザH1Bの取得を支援するニューヨーク市のプログラム「<a href="http://www.in2.nyc" target="_blank">IN2NYC</a>」（過去に取り上げた記事は<a href="http://www.syncworld.net/cgi-bin/mt/mt-search.cgi?search=in2nyc&IncludeBlogs=1&limit=20" target="_blank">こちら</a>）。先日、第一次の書類選考が終わったとの通知がありました。応募総数は150件弱だったようですが、夏休みシーズンだったこともあり、審査に予想以上に時間がかかったようです（通知がくるまで締め切りから約3週間）。</p>

<p>次は提携を申し込んだキャンパスが2〜3週間かけて審査し、審査をパスした場合は面接があるそうです。</p>
<a href="http://www.in2.nyc/" target="_blank"><img alt="IN2NYC_banner.png" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IN2NYC_banner.png" width="1202" height="518" class="mt-image-none" style="" /></a>]]>
        <![CDATA[<h4>IN2NYC 関連記事</h4>
<ul>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-for-international-entrepreneurs.html" target="_blank">「IN2NYC」はニューヨーク市の起業家向けビザ発給イニシアティブ</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-appliation-process.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」続報</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/07/in2nyc-webinar.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」のWebinarが7月13日深夜に開催</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/08/in2nyc-screening-done.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」の一次選考が終了</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/12/in2nyc-phone-interviews.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」の電話面接が終了</a></li>
</ul>]]>
    </content>
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    <title>Monozukuri Bootcamp第1期スタート、ニューヨークの次世代ウェアラブル素材スタートアップが京都へ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/07/monozukuri-bootcamp-1st-cohort.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2016:/blog/nob//1.5024</id>

    <published>2016-07-20T00:37:17Z</published>
    <updated>2016-08-09T06:53:16Z</updated>

    <summary>ニューヨーク発のスタートアップ向けアクセラレーター・プログラム「Monozukuri Bootcamp」が7月25日から始動。ニューヨークの気鋭スタートアップ2社が、京都でビジネスの研鑽やネットワーキング活動を実施</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="Entrepreneurship" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>今年4月に発表したニューヨーク発のスタートアップ向けアクセラレーター・プログラム「<a href="http://fabfoundry.net/events/monozukuri/bootcamp.html" target="_blank">Monozukuri Bootcamp</a>」ですが、無事に応募スタートアップの選考を終え、プログラム第1期の参加企業を発表いたしました（<a href="https://blog.fabfoundry.net/fabfoundry-announces-first-cohort-of-monozukuri-bootcamp-for-hardware-startups-in-new-york-8e06980b9f5f" target="_blank">FabFoundry Announces First Cohort of "Monozukuri" Bootcamp for Hardware Startups in New York</a>）。</p>

<h3>ニューヨークで次世代ウェアラブルに不可欠な技術を開発する2社</h3>
<p>今回選ばれた2社は、ともにウェアラブル・コンピューティングが本格的に普及する際に不可欠になる、毎日着る服にウェアラブル・コンピューティングの機能を加える素材や部品のスタートアップ企業です。ファッション業界が集積するニューヨークという場所の特性を生かした、「ユニーク」なハードウェア・スタートアップではないかと思います。</p>

<p>栄えある第1期に選ばれた2社を簡単にご紹介します。</p>
<img alt="Banner-The-Crated-BonBouton.png" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/Banner-The-Crated-BonBouton.png" width="1161" height="431" class="mt-image-none" style="" />
]]>
        <![CDATA[<h4>The Crated</h4>
<p><a href="http://thecrated.com" target="_blank">The Crated</a>社はファッション系スタートアップが多数、入居する<a href="http://bkaccelerator.com/" target="_blank">Brooklyn Fashion + Design Accelerator</a>に居を構える、布地に電子回路を織り込むソリューションを開発するスタートアップ企業です。Monozukuri Bootcampでは「大量生産可能なスマート布地」の開発と提携先の開拓に臨みます。創業者の<a href="https://www.linkedin.com/in/madisonmaxey" target="_blank">Madison "Maddy" Maxey</a>氏はAutodesk社での研修で基礎となる技術を開発し、The Cratedを創業しました。同社はその後ファッション分野で世界のトップスクール<a href="http://www.newschool.edu/parsons/" target="_blank">Parsons School of Design</a>のアクセラレーター<a href="http://xrclabs.com/" target="_blank">XRC Labs</a>の<a href="http://xrclabs.com/ecosystem/the-crated/" target="_blank">2期目のスタートアップ</a>に選ばれるなど、注目株の1社です。なおプロダクト担当の<a href="https://www.linkedin.com/in/meishabrooks" target="_blank">Meisha Brooks</a>氏は日本の大学や企業での経験があり、日本語が堪能です。</p>
<iframe src="https://player.vimeo.com/video/162769740" width="640" height="360" frameborder="0" webkitallowfullscreen mozallowfullscreen allowfullscreen></iframe>

<h4>FlexTraPower</h4>
<p><a href="http://flextrapower.com" target="_blank">FlexTraPower</a>社が開発する<a href="http://bonbouton.co" target="_blank">BonBouton</a>は、Tシャツのように毎日着る洋服に組み込む各種の生体センサーを中核にした「スマートシャツ」向けのソリューションを開発しています。創業者の<a href="https://www.linkedin.com/in/letunglinh" target="_blank">Linh Le</a>氏はケミカルエンジニアリングの博士課程で、ナノテク（グラフェン）を使ったセンサーの研究に従事しながらFlexTraPowerを創業し、その後はデザイン担当の<a href="https://www.linkedin.com/in/thuy-pham-215b485" target="_blank">Thuy Pham</a>氏とともに、BonBoutonの開発に取り組んでいます。FlexTraPowerはニューヨーク市が選ぶ「<a href="https://www.nexttopmakers.com/" target="_blank">Next Top Makers</a>」プログラムの<a href="https://www.nexttopmakers.com/maker/smart-clothes-powered-invisible-graphene-sensor" target="_blank">2期目のフェロー企業</a>に選ばれています。</p>
<iframe src="https://player.vimeo.com/video/149176334" width="640" height="360" frameborder="0" webkitallowfullscreen mozallowfullscreen allowfullscreen></iframe>

<h3>さまざまなコミュニティ・イベントも開催予定</h3>
<p>2社は7月25日から6週間、京都にあるハードウェア・アクセラレーター「<a href="http://www.makersboot.camp/" target="_blank">Makers Boot Camp</a>」を中心に、技術の深掘りや製品の開発、事業開発など自社のビジネス強化に集中します。</p>

<p>同時に、日本のモノづくりコミュニティとのネットワーキングを目指したイベントの開催を予定しており、地元企業との間で、新たなアイディアやビジネスの創出が可能になるのではないかと期待しています。</p>

<p>すでにいくつかのイベントに2社の登壇が決まっています。主に関西（京都）での活動ですが、2社にご関心がある方はぜひ参加をご検討ください（私も日本へ出張し、参加する予定にしております）。また個別のアポイント依頼については、参加スタートアップにメールなどでお繋ぎすることは可能ですので、私や<a href="http://www.makersboot.camp/" target="_blank">Makers Boot Camp</a>までお問い合わせください。</p>

<ul>
<li>7月27日（水）: <a href="https://mtrl.net/kyoto/events/160727_fab-meetup-kyoto-hakaru/" target="_blank">"はかる"セッション - Fab Meetup Kyoto 特別編 at MTRL Kyoto</a></li>
<li>8月1日（月）: <a href="http://www.meetup.com/monozukuri-hub/events/232530471/" target="_blank">Monozukuri Hub: Funding & Crowdfunding - Insights from NYC to Japan</a></li>
<li>8月23日（火）: <a href="http://www.meetup.com/monozukuri-hub/events/232964598/" target="_blank">ファッションとテクノロジー　Fashi­­on & Technology</a></li>
</ul>]]>
    </content>
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<entry>
    <title>ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」のWebinarが7月13日深夜に開催</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/07/in2nyc-webinar.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2016:/blog/nob//1.5023</id>

    <published>2016-07-07T23:04:12Z</published>
    <updated>2016-12-03T15:26:32Z</updated>

    <summary>このブログでも何回か取り上げた、就労ビザH1Bの取得を支援するニューヨーク市のプ...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="Entrepreneurship" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>このブログでも<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-appliation-process.html" target="_blank">何回か取り上げた</a>、就労ビザH1Bの取得を支援するニューヨーク市のプログラム「<a href="http://www.in2.nyc/" target="_blank">IN2NYC</a>」に関するWebinar（ウェブによるセミナー）が、日本時間7月13日の深夜24時（7月14日の0時）から開催されます。</p>
<ul>
<li><a href="https://nycedc.webex.com/mw3100/mywebex/default.do?service=1&siteurl=nycedc&nomenu=true&main_url=%2Fmc3100%2Fe.do%3Fsiteurl%3Dnycedc%26AT%3DMI%26EventID%3D493886812%26UID%3D0%26Host%3DQUhTSwAAAAK-x-wcZgiF1P_n5XLQ64Osfy1hjSEgaYoRPr55TRxYy6aX8Ho-dn6riQbFH4Et3nSnnBJY-OzkEGmMuTl7z39H0%26FrameSet%3D2%26MTID%3Dm60bf67aa8a52dff839ae48f3506a9d17" target="_blank">Webinar for Prospective Applicants</a></li>
</ul>
<p>今年のプログラムの締め切りは7月29日。もし来年以降の応募を検討されている方でも、Webinarに参加してみて、雰囲気を掴んでおくというのはいかがでしょうか？</p>

<img alt="IN2NYC_Logo.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IN2NYC_Logo.jpg" width="864" height="325" class="mt-image-none" style="" />
]]>
        <![CDATA[<h4>IN2NYC 関連記事</h4>
<ul>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-for-international-entrepreneurs.html" target="_blank">「IN2NYC」はニューヨーク市の起業家向けビザ発給イニシアティブ</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-appliation-process.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」続報</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/07/in2nyc-webinar.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」のWebinarが7月13日深夜に開催</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/08/in2nyc-screening-done.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」の一次選考が終了</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/12/in2nyc-phone-interviews.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」の電話面接が終了</a></li>
</ul>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>Google Home/Amazon Echoは現代版「多機能リモコン」</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/06/google-home-and-amazon-echo.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2016:/blog/nob//1.5019</id>

    <published>2016-06-03T00:13:18Z</published>
    <updated>2016-06-03T03:45:15Z</updated>

    <summary>「タッチの時代はじきに終わるかもしれない。スマホや家電、車載システムでは、タッチ...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="IoT" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>「タッチの時代はじきに終わるかもしれない。スマホや家電、車載システムでは、タッチ・インタフェースはすでにメインではない」― Amazonの大ヒット商品「Amazon Echo」などを擁する<a href="https://developer.amazon.com/public/solutions/alexa/alexa-skills-kit" target="_blank">Amazon Alexa</a>製品ファミリーのシニア・エバンジェリストを務める<a href="https://www.linkedin.com/in/ajotwani" target="_blank">Amit Jotwani</a>氏は、こんな一節を引きながら、音声認識がすでにユーザー・インタフェースのメインストリームに躍り出ていることを強調しました。</p>
<p><img alt="IMG_5806.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IMG_5806.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /><smallest><a href="http://www.meetup.com/IoT-NY/events/230390356/" target="_blank">IoT New York Meetup</a>で講演するJotwani氏</smallest></p>
<h3>すでに300万台以上を出荷か</h3>
<p>スマートフォン普及の起爆剤になったiPhoneが2007年に登場してから来年で10年。それ以来「タッチ」をベースにしたユーザー・インタフェースは爆発的に普及しました。しかしタッチ時代を牽引したスマートフォンに標準搭載されたことで、米国では音声認識インタフェースが一般ユーザーに広がっています。そんな土壌がある中、Amazon Echoは一説にはすでに300万台が出荷されているとのこと。Amazonは数字を公開していませんが、それでもJotwani氏は「100ドル以上のAmazonのハード製品では最高の売上」と好調ぶりを隠しません。</p>
<p>この講演は、<a href="https://events.google.com/io2016/" target="_blank">Google I/O 2016</a>で「<a href="https://home.google.com" target="_blank">Google Home</a>」が発表された直後であったこともあり、ミートアップへの参加登録者は平日の夜の開催にもかかわらず通常の約2倍にあたる400人弱。また彼の講演が終わった後の質疑応答では、30分が経過しても一向に収まる気配がなく、平日の夜にも関わらず多くの参加者が会場に残ってJotwani氏に質問を繰り返していました。</p>
<p>2週間後に予定されているAppleの技術者向けカンファレンスWWDC 2016でも、音声認識ユーザー・インタフェースを備えたスマートホーム端末の発表が予想されるとの報道もあります。Appleは音声認識アシスタントSiriをいち早くスマートフォンに標準搭載し、またスマートホーム家電とのインタフェース規格HomeKitも1年前にリリース済みで、対応製品も増えています（参考記事: <a href="http://japan.cnet.com/news/commentary/35083557/" target="_blank">アップルの「Siri」SDK--「Google Home」「Echo」阻止で期待される一手</a>）</p>]]>
        <![CDATA[<h3>現代版「多機能リモコン」にスマート家電が対応できるか!?</h3>
<p>Amazon EchoやGoogle Homeといった「スマートホーム端末」でもっとも注目されるのは、「音声認識」で実現されるユーザー・インタフェースでしょう。実際、インターネットの常時接続により、音声コマンドに対する認識精度は飛躍的に向上しました。実現を支える「AI」や「クラウド・コンピューティング」などの最新技術に注目が集まっています。</p>
<p>しかし、Amazon EchoやGoogle Homeは本質的には、音声認識インタフェースを実装した「多機能リモコン」という位置付けの製品だと私は考えています。現在はスマートホーム家電が少なく、利用用途は「検索」などインターネットのサービスが中心なので、AIによるアシスタント機能に注目が集まっています。</p>
<p>しかし「スマートホーム」が実現される中、家の中のスマートホーム家電を「リモコン」と接続できなければ、いくら音声認識の精度が高くても、便利に利用することができないからです。</p>
<p>実際、我が家ではAmazon Echoを使い始めて1年以上になりますが、利用用途の大半は「電球のオン・オフ」と「天気予報を聞く」ことです。テレビの視聴でさえ、テレビやケーブルテレビのSTB（セット・トップ・ボックス）が対応していないので、ふつうのリモコンを使っています（知る限り、テレビの操作をAPI経由で外部からできないです）。リモコンをエミュレートして、操作コマンドを送ることはできますが、コマンドが成功したかどうかなどの結果を得ることができないので、「スマートホーム」というには、ちょっと物足りないです。</p>

<H3>オープン・エコシステムでサードパーティ対応で一歩先いくAmazon</H3>
<p>Amazon Echoの強みは、Alexaのエコシステムがオープンで、サードパーティ製品・サービスの対応が進んでいることです。以下の図のように、音声サービスのフレームワーク「Alexa Voice Service」と、スマート家電やウェブサービスと連携するための「Alexa Skills Kit」からなり、Alexa Skills Kitはオープンで、誰でもSkillを開発して公開することができます。</p>
<img alt="Screenshot 2016-06-02 21.21.54.png" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/Screenshot%202016-06-02%2021.21.54.png" width="1351" height="716" class="mt-image-none" style="" />
<p>Skillを公開するには以下の写真のように、ブラウザベースのインタフェースで手軽に作ることができます。</p>
<p><img alt="IMG_5822.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IMG_5822.jpg" width="640" height="480" class="mt-image-none" style="" /></p>
<p>Skillの一覧は、Alexaのアプリ内でしか参照できませんが、5月末の時点で1000を超えています（なおLove My Echoが週次でリストを更新しています: <a href="http://lovemyecho.com/complete-alexa-skills-list/">Complete Alexa Skills List - Love My Echo</a>）。</p>
<p>これに対して、Google Homeは、Googleが既存のサービス、CalendarやGmail、Mapsなどで、ユーザーのパーソナル・アシスタント的な情報の整理・統合機能をすでに提供しています。またスマートホーム家電のインフラであるWi-Fi無線ハブOnHub（日本未発売）などの製品もあり、Nest製品群との連携を含め、自社製品を使った垂直統合的なソリューションへの市場からの期待感は大きいでしょう。</p>
<p><img alt="launchpartnershome.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/08769627f64529b72ed94290d5a404d78ea2d74f.jpg" width="600" height="324" class="mt-image-none" style="" /></p>
<p>しかし現時点ではサードパーティが気軽にAPI連携するような仕組みは提供されていません。Androidというプラットフォームを持っている利点はありますが、Googleが自社サービスに閉じた世界ではなく、サードパーティがイノベーションを起こせるような仕組みをどれだけ作れるかが、後発としてAmazon Echoを追撃する一つのカギになるのではないでしょうか。</p>

<h4>異なるメーカーでも同じ操作体系を維持できるか？</h4>
<p>スマートホーム端末として重要な第1段階が、多くのIoTやスマートホーム家電、インターネット・サービス（アプリ）とつながる（連携する）ことだとすると、次の段階は「操作体系」の共通化でしょう。</p>
<p>具体的に、例えば、最も普及しているIoT/スマートホーム家電の一つである、Philipsの電球「Hue」で考えてみます。第1段階がHueにアクセスできるかできないかだとすると、第2段階はどこまでキメ細かい操作を実現できるかになります。例えば「オン」や「オフ」しかできないのか、それとも「照度を30％に設定する」など、そのデバイスの機能に応じた操作が外部から実現できるか、ということです。</p>
<p>ホーム・オートメーションの仕様としては、ZigBee Allianceの<a href="http://www.zigbee.org/zigbee-for-developers/applicationstandards/zigbeehomeautomation/" target="_blank">ZigBee Home Automation</a>などがあります。現行では「ホームハブ」と呼ばれる製品を使ってホーム・オートメーション対応の家電を登録し、Amazon Echoはホームハブ経由で家電を制御するというのが一般的です。またAmazonは最近、<a href="https://developer.amazon.com/public/solutions/alexa/alexa-skills-kit/content/smart-home" target="_blank">Smart Home Skills API</a>を公開し、電球やサーモスタットの制御を可能にしました。またHueなどのように開発ベンダーがAlexa対応しているケースも、Amazon Echoから直接、家電を制御できます。</p>
<p>「多機能リモコン」でも、例えばビデオ再生の早送りは「▶▶」のように、一定の共通化が図られており、こうした共通化された機能は、機種が異なってもシームレスに利用できます。一方で、独自機能についても、「ボタンを押す」ということさえ行われていれば、ボタンに機能をアサインすることができます。</p>
<p>前者は業界の標準仕様であり、後者はAPI経由の独自機能と考えることができます。現在、オープン化されたエコシステムで後者の機能で先行しているのがAmazonだと考えればよいでしょう。</p>
<p>実際、Amazon Echo対応のデバイスやサービスは着々と増えており、またスタートアップ企業の支援ファンドAlexa Fundを設けており、Amazonはプラットフォーム・エコシステムの強化に余念がありません。この4月には、Alexaプラットフォームの各種機能にアクセスする<a href="https://developer.amazon.com/public/solutions/alexa/alexa-skills-kit" target="_blank">Alexa Skills Kit</a>に新たに<a href="https://developer.amazon.com/public/solutions/alexa/alexa-skills-kit/content/smart-home" target="_blank">Smart Home Skill API</a>を加え、Amazon Echo経由でスマートホーム家電に簡単にアクセスできるようになりました。</p>

<h4>スマートホーム家電の統合プラットフォーム</h4>
<p>一方、Appleはすでにスマートホーム家電へのアクセスを<a href="http://www.apple.com/ios/homekit/" target="_blank">HomeKit</a>で提供しており、iOS上のパーソナル・アシスタント機能Siriを使えば、スマートホーム家電の操作が可能です。</p>
<p><img alt="HomeKit" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/Screenshot%202016-06-02%2022.55.20.png" width="973" height="624" class="mt-image-none" style="" /></p>
<p>Amazon EchoやGoogle Homeのような専用デバイス（両製品とも位置付けは「音声認識機能付きスピーカー」）なしでも、音声によるスマートホーム家電の制御が可能です。今秋登場予定のiOS 10では、HomeKit対応のApple純正アプリが搭載されるとも噂されています。</p>
<p>キビキビした音声認識による操作で米国市場ではAmazon Echoが一歩抜きんでいる印象があります。しかし、英語以外の対応を考えた場合に、音声認識以外の操作方法についても考える必要があります。</p>
<p>特に日本国内では、多くのIoTデバイスは専用アプリでしか動作しないため、操作するデバイスごとに別のアプリを利用する必要があるからです。</p>
<p>米国では、統合的なスマートホームアプリを目指すベンダーとしては、前述の3社に加えて大手ではSmartThingsを買収したSamsungやWinkを買収したFlextronics、スタートアップではIFTTTやYonomi、Muzzleyなどがあります。</p>
<p>コンシューマ向けIoTの主戦場の一つであるスマートホーム家電は、主要プレイヤーの製品戦略が出揃ってきたこともあり、今年後半から来年にかけて、さらに注目を集めるでしょう。</p>

<p>次は、もしニーズがあれば、具体的な利用環境とかをご紹介しようかと思います。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>Google Home正式発表、スマートホーム/IoTの今後を占う</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/google-home-and-smart-home.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2016:/blog/nob//1.5018</id>

    <published>2016-05-19T17:50:57Z</published>
    <updated>2016-05-24T13:37:38Z</updated>

    <summary>先日のGoogle I/Oでは、本当に数多くの発表がありました。中でもスマートホ...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="IoT" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>先日のGoogle I/Oでは、本当に数多くの発表がありました。中でもスマートホーム用音声認識デバイス「Google Home」は、単に新しい家庭用製品のトレンドにとどまらず、少なくても、次の3つのIoT分野における今後を占う試金石になりそうです。</p>
<dl>
<dt>1. クラウドベースのデジタル・アシスタント機能の製品トレンド</dt>
<dd>「<strong>メッセージング</strong>」「<strong>ボット</strong>」「<strong>AI</strong>」などがキーワードになっている、クラウドベースのデジタル・アシスタント機能のユーザー・インタフェースとして、音声インタフェースが主流に躍り出た</dd>
<dt>2. スマートホーム家電やIoT製品を制御する共通API</dt>
<dd>「ランプを点灯する」などの制御を、ベンダーに左右されない共通APIで実行できるプラットフォームの勢力争い。対応するサードパーティ製品の数などで、ある程度、優劣がついてきそうである</dd>
<dt>3. 異なるデバイスやサービスを取り扱えるアプリケーション・フレームワーク</dt>
<dd>音声やアプリからの指示で、さまざまなデバイスやサービスをまたがった処理を簡単に記述できるアプリケーションのフレームワーク。単なる「リモコン（＝自動化）」を超えた、全く新しいユーザー・エクスペリエンスが提案・提供されてきそうである（例えば、室内サーモスタットがペットの活動量を測定し、その値に応じて自動えさやり器がエサの量を調整したり、エサの自動発注タイミングを制御する）</dd>
</dl>

<p>今回は1番目の視点から、<strong>スマートホーム</strong>の分野では後発製品にあたる「Google Home」と、先行するAmazon Echoを中心にトレンドを追ってみたいと思います（実態は、Google I/Oでの発表から5日間が経過し、記事が長くなり過ぎたために、上記の3つの視点で分解し、まず1番目のトレンドを公開することにしました）。</p>

<img alt="google_home.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/google_home.jpg" width="992" height="558" class="mt-image-none" style="" />]]>
        <![CDATA[<h4>先行する「Amazon Echo」を追撃できるか</h4>
<p>Google Homeは米国では今年後半（おそらくクリスマス商戦まで）に発売予定と見られており、市場で先行するAmazon Echoの競合製品です。Google HomeはAmazon Echoと似たような円筒形の形状をしており、人間がデバイスに話しかけて指示を出すスタイルです（音声による指示インタフェースは、Appleの「Siri」と似たイメージですが、ディスプレイがないため、結果は音声でのみ伝えられます）。</p>
<p>Amazon Echoをはじめとする「Amazon Alexaシリーズ」は日本で発売されておらず、日本ではほとんど話題になっていないようです。しかし米国では、最も高価なテレビCM枠として有名なスーパーボウルでAmazonが流したテレビCMが「Amazon Echo」だったことを見ても、Amazonにとっても期待の製品だと分かります。</p>
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/qTz5jAn-XX8" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<p>Amazon Echoは2014年の販売開始から1年半で300万台以上を販売しているとの調査会社による推計もあります（<a href="http://www.geekwire.com/2016/report-amazon-sold-3-million-echo-smart-speakers-awareness-grows/" target="_blank">Amazon Echo sales reach 3M units as consumer awareness grows, research firm says</a>）。さらに今春には、AmazonはAlexaシリーズに2つの製品ラインナップ（「<a href="http://www.amazon.com/Amazon-Echo-Dot-Portable-Bluetooth-WiFi-Speaker-with-Alexa/b?ie=UTF8&node=14047587011" target="_blank">Echo Dot</a>」と「<a href="http://www.amazon.com/Amazon-Tap-Portable-wireless-Bluetooth-Speaker-with-WiFi-Alexa/dp/B00VXS8E8S" target="_blank">Amazon Tap</a>」）を追加しています。</p>

<h4>キビキビした動作が魅力のAmazon Echo、背景にBezos氏のこだわり</h4>
<p>Amazon Echo最大の魅力は、製品そのものの<strong>出来の良さ</strong>です。具体的には、音声で指示を与える際の応答時間の短さです。Amazonによると、当時の音声に対する標準的な応答時間は2.5秒であったにもかかわらず「（CEOの）Jeff Bezos氏が指示した製品リリースに必要な応答時間は『1秒』だった」（<a href="http://www.businessinsider.com/the-inside-story-of-how-amazon-created-echo-2016-4" target="_blank">The inside story of how Amazon created Echo, the next billion-dollar business no one saw coming</a>）ということで、開発は困難を極めたそうです。しかし苦心の甲斐あってリリースしたAmazon Echoは大ヒットになったというわけです。</p>
<p>こうした「勢いの差」は米国内でのマインドシェアでも見て取れます。Googleのグループ企業であるNestのシェアが、AmazonやAppleに大きく水を開けられているという調査結果が、2016年初頭にArgus Insights社から出ています（<a href="http://www.twice.com/news/home-automation/amazon-echo-apple-homekit-tops-smart-home-buzz/60599" target="_blank">Amazon Echo, Apple HomeKit Tops In Smart-Home Buzz</a>）。
<img alt="ArgusHomeAuto16.png" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/ArgusHomeAuto16.png" width="1200" height="560" class="mt-image-none" style="" />
<p>米国では、Amazon EchoやGoogle Homeのような音声認識デバイスが、パソコンやスマホ・アプリを押しのけ、スマートホーム時代の操作インタフェースの中核ポジションの一翼を担っていきそうです。</p>

<p>スマートホーム/IoT時代のプラットフォームやフレームワークの覇権争いについては、追って考察をまとめたいと思いますので、もう少しお待ち下さい。</p>
]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「細分化された市場を狙え」 - マーケットプレイス・ガイドブック</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/look-into-fragmented-markets.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2016:/blog/nob//1.5017</id>

    <published>2016-05-17T20:27:14Z</published>
    <updated>2016-05-17T22:21:37Z</updated>

    <summary>この前ニューヨークで、久しぶりにカカクコムのCTO/COOやOpen Netwo...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="Business" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="Entrepreneurship" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="Internet" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>この前ニューヨークで、久しぶりにカカクコムのCTO/COOやOpen Network LabのCEOなどデジタルガレージ・グループの要職を歴任された<a href="https://www.linkedin.com/in/mikihiroyasuda" target="_blank">安田さん</a>にお会いしました。彼はサンフランシスコに来て5年目、私はニューヨークに来て3年目と、お互いに前回に会った時とは住んでいる国が変わっているだけでなく、勤めている会社も当時から変わっていたんですが、お互いに変わらずにテック業界が好きでアメリカに来てしまうというのは、私たちの世代でインターネットに魅せられた人たちの共通項なのかもしれません。</p>

<p>さて、安田さんが最近「<a href="http://versionone.vc/marketplace-handbook/" target="_blank">A guide to Marketplaces</a> （マーケットプレイス・ガイドブック）」を日本語訳したとのことです。</p>

<blockquote><a href="http://mikihiro-yasuda.hatenablog.com/entry/a-guide-to-marketplaces" target="_blank">A Guide to MARKETPLACESの日本語訳</a>

<p>このガイドブックを翻訳してみようかな？と思った理由は、インターネットのマーケットプレイスのことが体系立てて書かれていて、どういった市場を狙うべきか？それはなぜか？マーケットプレイスを立ち上げ育てる方法、どのKPIに固執すべきか等、事例を含めて分かりやすく解説されています。</p>
</blockquote>

<p>「マーケットプレイス」は、20年以上前のインターネット・ビジネス黎明期からインターネット上でビジネスをする上で避けては通れない概念でした。マーケットプレイスのビジネス構造を把握しておくことは、自分たちのビジネスの立ち位置を客観的に見るために、今も不可欠でしょう。</p>

<p>実際、シェアリング・エコノミーの代表格であるUberやAirBnBなどは「新しいタイプのマーケットプレイス」の代表格として、本書では「オンデマンド・マーケットプレイス」として紹介されています。</p>

<p><img alt="AGuideToMarketplaces_Banner.png" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/AGuideToMarketplaces_Banner.png" width="611" height="467" class="mt-image-none" style="" /></p>]]>
        <![CDATA[<p>私は1990年代後半の「ドットコム・ブーム」のころに、シリコンバレーのインターネット・スタートアップを取材していました。当時は、多くのスタートアップCEOがビジネススクールの卒業生だったので、彼らと会って話をしているうちに、「彼らがスタートアップする背後にある理論とモティベーションを知るには、自分がビジネススクールに入って彼らの予備軍と一緒にすべてを体験してみるのが一番である」という結論に達して、2000年夏からCarnegie Mellon大学のビジネススクールに留学しました。</p>

<p>当時のインターネット・ビジネスで、最も持てはやされていたビジネス・モデルが「Internet Exchange（インターネット取引所）」というもの。ンシューマー向け取引の「B2C」やビジネス間取引の「B2B」という言葉が日本でも普通に使われるようになったのが、この頃だったと記憶しています。「マーケットプレイス」という言葉は、「取引所」の概念を発展させ、取引所が扱うマーケット（市場）までを包含させたものと言えるでしょう。</p>

<h3>「細分化された市場を狙え」</h3>
<p>Carnegie Mellon留学中に取っていた起業やインターネット・ビジネスに関する授業で、よく記憶に残っている英単語の一つが「<strong>Fragmented（細分化された）</strong>」です。問題解決型のインターネット・スタートアップが狙うべき市場の条件、それが「その市場がどれだけ細分化されているか」ということだったのです。</p>

<p>マーケットプレイス・ガイドブックを読み進めてみると、9ページ目の「正しい市場を選択する」の最初の項目が「<strong>すごく細分化されている市場</strong>（英文では「High Fragmentation）」となっています。15年たってもビジネスの本質は、それほど変わらないということです！</p>

<blockquote><a href="https://www.dropbox.com/s/asovoreds7g24i1/Marketplace%20guide%20book%20(Japanese).pdf?dl=0" target="_blank">マーケットプレイス・ガイドブック日本語訳</a>

<h4>正しい市場を選択する</h4>
<p>Benchmark Capital のビル・ガーリーは、どんな市場がマーケットプレイスに最も向いているかに関する明解なブログを書いています。: "全てのマーケットが同じ条件下で作られているわけではない:デジタルマーケットプレイスを評価する上での 10 の要素"
ビルは、記事中で 10 つの要素について書いていますが、我々は、以下の 5 つが最も重要であると考えています:</p>
<h5>1. すごく細分化されている市場</h5>
<p>多くの売り手と買い手がいる市場ほど、マーケットプレイスをスタートしやすいでしょう。売り手の数が少ない場合、彼らはミドルマンを歓迎しないでしょうし、手数料を払いたいとも思わないでしょう。(手数料が低くなる)売り手と買い手が多い細分化された市場においては、お互いを探したいというニーズがあるので、マーケットプレイスの価値が発揮されます。</p>
</blockquote>

<p>米国に留学するまで「fragmented」という言葉は使ったことがなく、この形容詞の名詞形である「fragmentation」も、ハードディスクの利用領域が「断片化」されていることを説明されるときに聞いたことがあるぐらいでした（Windowsの「<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/デフラグ_(Windows)" target="_blank">デフラグ</a>」というツールは、「disk fragmentation」を解消するためのもので、英語では「<a href="https://en.wikipedia.org/wiki/Disk_Defragmenter_(Windows)" target="_blank">Disk Defragmenter</a>」というそうです）。</p>

<p>私がニューヨークで取り組んでいる事業である<a href="http://fabfoundry.net/" target="_blank">FabFoundry</a>の<a href="http://fabfoundry.net/events/monozukuri/bootcamp.html" target="_blank"><i>Monozukuri</i> Bootcamp</a>ですが、これもニューヨークの中に偏在しているハードウェア系スタートアップや、モノづくりクリエイター（メイカー）という「細分化された市場」をターゲットにしています（<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/04/monozukuri-bootcamp-connecting-to-japan-from-new-york.html" target="_blank">ニューヨークと日本を「モノづくり」で繋ぐ「Monozukuri Bootcamp」</a>）。</p>

<h4>「ネットワーク効果とバイラリティを取り違える罠に陥らないように」</h4>
<p>マーケットプレイス・ガイドブックには、他に目を引く項目がいくつもあります。例として「ネットワーク効果とバイラリティの違い」（17ページ目）を見てみましょう。</p>
<blockquote><h4>ネットワーク効果とバイラリティの違い</h4>
<p>一人のユーザから他のユーザへ情報が瞬く間に共有される場合や、利用率の高まりがさらなる利用を促進する場合、バイライリティがあると言います。つまり、より多くのユーザが利用を始めるほど、(ある上限まで)プロダクトの成長が早くなります。</p>
<p>ネットワーク効果とバイラリティは、多くの場合同時発生的です。ただし、ネットワーク効果のあるプロダクトのすべてがバイラルというわけではありませんし、バイラル効果のあるプロダクトの全てがネットワーク効果を持ち合わせているわけでもありません。例えば:</p>
<ul><li>マーケットプレイスの多くは、ネットワーク効果がある場合でもバイラリティが低いです。インセンティブを使ってある程度のバイラリティを起こすことは可能なものの、売り手と買い手の両面性のあるネットワークの場合、どちらか一方からの招待や働きかけによってもう一方がプロダクトを使いはじめることを頼りにする訳にはいかないでしょう。</li>
<li>ニュース、ゲーム、コミュニケーションプロダクトは、バイラルな製品ですがネットワーク効果を持っていません。</li>
</ul>
</blockquote>

<p>全体が62ページもあり読み応えがありますが、電子書籍だと思って通勤・通学の移動中にでも読んでみてはいかがでしょうか。</p>

<ul><li><a href="http://mikihiro-yasuda.hatenablog.com/entry/a-guide-to-marketplaces" target="_blank">A Guide to MARKETPLACESの日本語訳</a></li></ul>

]]>
    </content>
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    <title>ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」続報</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-appliation-process.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2016:/blog/nob//1.5016</id>

    <published>2016-05-12T22:46:37Z</published>
    <updated>2016-12-03T15:25:57Z</updated>

    <summary>海外からの起業家への就労ビザ（H-1B）の取得支援をするニューヨーク市のプログラ...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
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        <category term="Entrepreneurship" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>海外からの起業家への就労ビザ（H-1B）の取得支援をするニューヨーク市のプログラム「<a href="http://www.in2.nyc/" target="_blank">IN2NYC</a>」にアップデートがありました（<a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-for-international-entrepreneurs.html" target="_blank">先日書いた概要はこちら</a>）。</p>
<p>今年の申請は今月後半から始まるそうです。流れを簡単に和訳したので、ご参考までに。</p>
<a href="http://www.in2.nyc/" target="_blank"><img alt="IN2NYC_banner.png" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/IN2NYC_banner.png" width="1202" height="518" class="mt-image-none" style="" /></a>]]>
        <![CDATA[<p>「<a href="http://www.in2.nyc/application-process/" target="_blank">IN2NYC申請手続き</a>より」</p>
<ol>
<li>革新的なビジネスを始めた起業家たちは、まず2016年5月にパートナーとする大学を最大3つまで選び、オンラインで応募します。</li>
<li>応募者は、応募締め切りから2〜3週間以内に、第2ラウンドの選考に進んだかどうかを通知されます。</li>
<li>最終選考に残った応募者は、IN2NYCの法務担当と電話かビデオでのインタビューに参加し、ビザの資格があるかどうか、IN2NYCプログラムを利用したH-1Bビザが適切かどうかを確認します。</li>
<li>残った候補者は、電話かビデオでのインビューを、選んだパートナー大学との間で、ビジネスやプログラムへの興味などを議論します。</li>
<li>選ばれた起業家は、プログラムへの参加を、次の2つのステップが無事に完了することを条件にして、認められます。</li>
<li>選ばれた起業家とその提携校は、協業内容とオフィススペースのリース契約を完了させます。</li>
<li>選ばれた起業家は、H-1Bビザに必要な企業要件を満たすようにします。例えば、米国内での企業設立や、3人の独立した取締役などです。</li>
<li>協業締結、リース締結、企業要件を満たしたら、選ばれた起業家の企業が、プレミアムな手続きオプションを使って、USCISに起業家のビザの申請をします</li>
<li>起業家はビザのプロセスから2〜3週間後に、ビザのステータスを受け取ります。</li>
</ol>

<p>この一連のプロセス全体にかかる時間は、約3か月ということです。必要に応じて<a href="http://www.in2.nyc/application-process/" target="_blank">IN2NYC申請手続き</a>（原文）をご参照ください（今日時点では応募受付は始まっていません）。</p>

<h4>IN2NYC 関連記事</h4>
<ul>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-for-international-entrepreneurs.html" target="_blank">「IN2NYC」はニューヨーク市の起業家向けビザ発給イニシアティブ</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-appliation-process.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」続報</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/07/in2nyc-webinar.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」のWebinarが7月13日深夜に開催</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/08/in2nyc-screening-done.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」の一次選考が終了</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/12/in2nyc-phone-interviews.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」の電話面接が終了</a></li>
</ul>]]>
    </content>
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    <title>スティーブ・ジョブズ氏が愛したWebObjectsの開発をアップルが正式に終了</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/webobjects-officially-discontinued.html" />
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    <published>2016-05-07T00:00:27Z</published>
    <updated>2016-05-07T02:24:33Z</updated>

    <summary>アップルの共同創業者であるスティーブ・ジョブズ氏が愛した製品の一つ「WebObj...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="Internet" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>アップルの共同創業者であるスティーブ・ジョブズ氏が愛した製品の一つ「WebObjects」の開発終了が、アップルによって正式に確認されたようです。Business Insiderが伝えました。</p>

<blockquote><a href="http://www.businessinsider.com/apple-officially-discontinues-webobjects-2016-5" target="_blank"><h4>Apple officially killed one of Steve Jobs' favorite projects</h4></a>
<p><a href="http://www.businessinsider.com/apple-officially-discontinues-webobjects-2016-5" target="_blank">WebObjects was ahead of its time, and when Apple bought NeXT, it adopted the framework and even uses it to run parts of the online Apple Store even today.</a></p>
<a href="http://www.businessinsider.com/apple-officially-discontinues-webobjects-2016-5" target="_blank"><img src="http://static1.businessinsider.com/image/572920d952bcd020008c086a-506-253/apple-officially-killed-one-of-steve-jobs-favorite-projects.jpg" width="640" class="img-responsive"/></a>
</blockquote>

<p>WebObjectsが発表されたのは1996年3月にサンフランシスコで開催された、MicrosoftのProfessional Developers Conference (PDC)。このときのことは、今でも憶えています。</p>]]>
        <![CDATA[<p>当時、私は初めての海外出張でサンフランシスコ取材に来ており、2月末のOracleの開発者向けカンファレンスを皮切りに、Netscape、Microsoftとモスコーニ・センターで開催された開発者向けカンファレンスをはしごしていました。</p>
<p>PDCのアジェンダには、確かスティーブ・ジョブズ氏が登壇することは記されていなかったように記憶しています。</p>

<p><iframe width="420" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/goNXogpwvAk" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>

<p>ジョブズ氏は上記のビデオにあるように、30分ほどWebObjectsの説明をして、その後もその場に残っていました。特に記者向けのセッションなどは用意されていなかったのですが、驚くべきことに、メディアで実際にジョブズに囲み取材をした記者はほぼ皆無でした。なので私は、十分な時間をかけて、立ち話ながら1対1で、WebObjectsについて色々と質問することができました。</p>

<p>このときのことはジョブズ氏が亡くなったときに書きましたので、そこから抜粋したいと思います。</p>

<blockquote><h4><a href="http://www.sixapart.jp/pressroom/2011/10/tribute_to_steve_jobs.html" target="_blank">さようなら、そしてありがとう：スティーブ・ジョブズ氏逝去によせて</a></h4>
<p>当時は日経コンピュータの記者だった私は、講演終了後に真っ先にスティーブ・ジョブズ氏のもとに駆け寄って話を聞こうとしました。最近では信じられないかもしれませんが、スティーブ・ジョブズ氏に駆け寄ったメディア関係者はなんと私だけだったので、たっぷりと立ち話をさせていただきました。</p>
<p>ただメディア関係者はいないものの、私が彼に話を聞いていると、定期的にカンファレンスの参加者から「スティーブとツーショットの写真を撮ってくれ」と声をかけられます。</p>
<p>それに対してスティーブ・ジョブズ氏は嫌な顔ひとつせずに、一緒に写真に写っていました。そんな写真を何枚も撮っているうちに（私はいつも参加者からカメラを渡されてツーショット写真を撮っていました）、いつも写真を撮られるみんながとても嬉しそうな顔をしていることに気づきました。</p>
<p>「メディア関係者は寄ってこなくても、<strong>スティーブ・ジョブズ氏は今もみんなのアイドルなんだな</strong>」</p>
<p>その後、アップルはNeXT Computer社を買収し、スティーブ・ジョブズ氏はアップルの暫定CEOとしてアップルに返り咲き、iMacやiPod、iPhoneやiPadと今の生活になくてはならないものを数多く生み出したのは記憶に新しいところです。</p>
</blockquote>

<p>WebObjectsはその後も、アップルのウェブサービスに広く使われており、アップルのウェブサイトやiTunesのサービスなども、長らく見ただけで「WebObjectsを使っているな」と分かるようなURLで運用されていました。今もこれらのウェブサービスの一部は、WebObjectsで運営されているようです。</p>

<p>WebObjectsそのものは2007年以降、新バージョンがリリースされておらず、今回の「開発終了」は現実の追認という要素が大きいのでしょう。しかしMacで今も現役で使われているOS「OS X」は、ジョブズ氏のNext社が開発していたもので、WebObjectsなどと一緒に1997年にアップルが買収し、アップルがそのまま主力製品として開発・販売を続けています。</p>

<p>今晩は、ジョブズ氏のWebObjectsの発表の様子を改めて見なおし、自分のスタートアップが行おうとしていることが20年後にどんな「人生」を歩んでいるのかを夢想してみたいと思います。</p>
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    <title>5月第1木曜日は「World Password Day （世界パスワードの日）」</title>
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    <published>2016-05-06T14:09:48Z</published>
    <updated>2017-05-03T23:44:08Z</updated>

    <summary>アメリカにはゴールデンウィークもこどもの日もありませんが、なんとなく今週は仕事が...</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="Security" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>アメリカにはゴールデンウィークもこどもの日もありませんが、なんとなく今週は仕事がはかどらない関です。</p>

<p>みなさん、2016年5月5日が「<a href="https://passwordday.org/" target="_blank"><strong>World Password Day</strong></a>」だとご存知でしたか？ 私は知りませんでしたが、<a href="http://www.intelsecurity.com/" target="_blank">Intel Security</a>社（元のマカフィー社と言った方が通りが良いでしょうか？）が2013年に「5月第1木曜日」をWorld Password Dayにしようと宣言し、2016年は代理店の<a href="http://www.bigmonocle.com/" target="_blank">Big Monocle</a>が中心になって、<a href="https://passwordday.org/" target="_blank">passwordday.org</a>でパスワードについての啓蒙活動が行われたようです。</p>

<p><a href="https://passwordday.org/" target="_blank"><img alt="World Password Day 2016" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/password-day-logo.gif" width="345" height="203" class="mt-image-none" style="background-color:#004280;" /></a></p>]]>
        <![CDATA[<p>World Password Dayのサイトを見ていくと、割りと当たり前のことが書いてあります。</p>
<ul>
<li>ステップ1: 強いパスワードを作ろう</li>
<li>ステップ2: アカウントごとに違うパスワードを使おう</li>
<li>ステップ3: パスワード管理ソフトを入手しよう</li>
<li>ステップ4: <strong>多要素認証</strong>をオンにしよう</li>
</ul>
<p><img alt="World Password Day 2016 4 Steps" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/Worldpasswordday2016steps.png" width="863" height="363" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>おそらく多くの方に馴染みのないのは、ステップ4の「多要素認証 (Multi factor authentication)」ではないでしょうか。簡単に言うと、パスワードに加えて別の方法で本人を認証する方法で、「パスワード＋もう一つの要素」が一般的なので「2要素認証」や「2段階認証」と呼ばれることが多いようです。</p>

<p>一般的な「もう一つの要素」は、次の2つでしょう。</p>
<ul>
<li>携帯電話の（ショート）メッセージに送られる暗証番号</li>
<li><a href="https://support.google.com/accounts/answer/1066447?hl=ja" target="_blank">Google Authenticator</a>などの「認証アプリ」が生成する暗証番号</li>
</ul>

<p>ショートメッセージの方式はとても簡単で、ログインのたびに携帯電話に暗証番号が送られてきますので、この番号をパスワード認証の後などに入力してログインします。</p>

<p>一方の認証アプリは、時間とともに変化する暗証番号（トークンキー）を発行するものです（企業ユーザーが自社ネットワークにアクセスするときに使う「SecurID」なども、同じ目的で使われるもので、最近はアプリ対応もしています）。</p>

<p><img alt="SecurID_tokens.png" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/img/SecurID_tokens.png" width="473" height="210" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>認証アプリは初期設定が多少面倒で、認証アプリをインストールした後に、アカウントごとに個別に設定をする必要があります（QRコード（2次元バーコード）をカメラで読み込むなど、スマートフォンを前提とした方法を使うことで、初期設定のハードルを下げようとしていますが）。</p>

<p>スマートフォン用の認証アプリとしては、<a href="https://support.google.com/accounts/answer/1066447?hl=ja" target="_blank">Google Authenticator</a>が事実上の業界標準のようですが、IIJの<a href="http://www.iij.ad.jp/smartkey/" target="_blank">SmartKey</a>というアプリもなかなか使い勝手が良さそうで、自分も一度使ってみようかと考えています（<a href="http://sosukeblog.com/2015/07/28/13652/" target="_blank">2段階認証のパスワード管理は「IIJ SmartKey」で決まり！Google認証システムより圧倒的に便利</a>）</p>

<h3>相次ぐパスワード流出に備える</h3>
<p>つい最近も「<a href="http://gigazine.net/news/20160506-big-data-breache-found-major-email-service/" target="_blank">Gmail・Hotmail・Yahoo!などから2億7200万件のメールアドレスとパスワードが流出したことが判明</a>」という報道がありました。このパスワードで必ずしもすぐに不正アクセスされるわけではないようですが、少なくても今できるセキュリティ強化策は実施しておかない手はないかと思います。</p>

<p>少なくても、ここに挙げられている3社（Google、Microsoft、Yahoo!）のサービスは日本でも米国でも2要素認証に対応しています（ただし、2要素認証を「オン」にすると、対応していないメール・アプリでは認証エラーになってしまいます。この場合には「アプリ・パスワード」を使って、アプリごとに専用の複雑なパスワードを発行して対処します）。</p>

<p>多要素認証に対応する著名サービスをリストアップすると次のようになります（一部のサービスは、公式アプリを使うなど上記の2方式とは異なります）。なおリンク先は、日本語による設定方法のページになっています。</p>

<ul>
<li><a href="https://support.google.com/accounts/answer/185839?hl=ja" target="_blank">Google</a> （GmailやGoogle Appsなど）</li>
<li><a href="http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/two-step-verification-faq" target="_blank">Microsoft</a> （Hotmail、Outlookなど）</li>
<li><a href="http://id.yahoo.co.jp/security/otp.html" target="_blank">Yahoo! Japan</a></li>
<li><a href="https://www.facebook.com/help/148233965247823" target="_blank">Facebook</a></li>
<li><a href="https://support.twitter.com/articles/20170432" target="_blank">Twitter</a></li>
<li><a href="http://official-blog.line.me/ja/archives/53494977.html" target="_blank">LINE</a></li>
<li><a href="https://www.dropbox.com/ja/help/363" target="_blank">Dropbox</a></li>
<li><a href="https://evernote.com/intl/jp/contact/support/info/2fa/" target="_blank">Evernote</a></li>
</ul>

<p>5年前に8000万近いアカウント情報が不正アクセスされてサービス停止に追い込まれたソニーの<a href="http://www.jp.playstation.com/psn/" target="_blank">PlayStation Network</a>も、とうとう2要素認証を導入する模様です（<a href="http://www.polygon.com/2016/4/20/11470660/psn-two-factor-authentication-playstation-network" target="_blank">PlayStation Network getting two-factor authentication, Sony confirms</a>）。</p>

<p>特にメール・サービスは、古いアプリを使っている場合は「アプリ・パスワード」を設定するのが面倒なのですが、単なるパスワード認証に比べてセキュリティが向上しますので、残り少ないゴールデンウィーク中に設定してしまってはいかがでしょうか？</p>
]]>
    </content>
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    <title>「IN2NYC」はニューヨーク市の起業家向けビザ発給イニシアティブ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-for-international-entrepreneurs.html" />
    <id>tag:www.syncworld.net,2016:/blog/nob//1.5013</id>

    <published>2016-05-03T13:10:20Z</published>
    <updated>2016-12-03T15:25:22Z</updated>

    <summary>ニューヨーク市が5月から始めたイニシアティブ「IN2NYC」は、地元の大学と連携することで起業家が就労ビザ（H-1B）を取得しやすくするものです</summary>
    <author>
        <name>Nob Seki</name>
        
    </author>
    
        <category term="FabFoundry" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="New York" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.syncworld.net/blog/nob/">
        <![CDATA[<p>米国で働く場合に頭が痛いのが「就労ビザ」の問題。これは、自分で事業を始める起業家にとっても大きな問題です。</p>

<p>しかしニューヨーク市が5月から始めたイニシアティブ「<a href="http://www.in2.nyc/" alt="IN2NYC" target="_blank">IN2NYC</a>」は、地元の大学と連携することで起業家が就労ビザ（H-1B）を取得しやすくするものです。</p>

<p>米国で起業を考えている人は、知っておいて損はないかもしれません。</p>

<p><img alt="IN2NYC_Logo.jpg" src="http://www.syncworld.net/blog/nob/IN2NYC_Logo.jpg" width="864" height="325" class="mt-image-none" style="" /><br />
</p>]]>
        <![CDATA[<p>IN2NYCの仕組みはシンプルです。ニューヨーク市にある大学「CUNY（City University of New York）」のキャンパス/学部にあるコワーキング・スペースにオフィスを構え、大学で起業家むけの研究や教育に従事しながら、自分の会社を運営するというもの。H-1Bビザは所属するキャンパス/学部を通じて申請することになります。</p>

<p>H-1Bビザは年間発給数の上限が決められており（2016年は8万5000）、申請開始からの5日間で上限に達した場合は抽選になります。2016年は25万ほどの申請があった模様で、4月7日に抽選に移行したと発表がありました（<a href="https://www.uscis.gov/news/news-releases/uscis-reaches-fy-2017-h-1b-cap" target="_blank">USCIS Reaches FY 2017 H-1B Cap</a>）。</p>

<p>IN2NYC方式のメリットは、この「年間発給数の上限」の適用例外である「高等教育機関向け」のH-1Bビザを利用できることで、H-1Bの取得ハードルを大幅に下げられることです（<a href="https://www.uscis.gov/news/h-1b-cap-exemptions-based-relation-or-affiliation" target="_blank">H-1B Cap Exemptions Based on Relation or Affiliation</a>）。</p>

<p>IN2NYCイニシアティブに参加する教育機関（カッコ内は起業家向けコワーキング・スペース）は現時点で以下の通りです。</p>

<ul>
<li><span><a href="https://www.ccny.cuny.edu/" rel="nofollow">City College of New York</a> (<a href="http://www.zahncenternyc.com/" rel="nofollow">Zahn Innovation Center</a>)</span></li>
<li><span><a href="http://www.laguardia.edu/home/" rel="nofollow">LaGuardia Community College</a> (<a href="http://nydesigns.org/" rel="nofollow">NYDesigns</a>)</span></li>
<li><span><a href="http://www.qc.cuny.edu/Pages/home.aspx" rel="nofollow">Queens College</a> (<a href="http://quic.nyc/" rel="nofollow">Tech Incubator Center</a>)</span></li>
<li><span><a href="http://www.mec.cuny.edu/" rel="nofollow">Medgar Evers College</a> (Entrepreneurship &amp; Experiential Learning Training Lab)</span></li>
<li><span><a href="http://www.csi.cuny.edu/" rel="nofollow">College of Staten Island</a> (Entrepreneurial Incubator &amp; Educational Center)</span></li>
<li><span><a href="http://www.lehman.cuny.edu/" rel="nofollow">Lehman College</a> (Information Technology Innovation Lab)</span></li>
<li><span><a href="http://www.baruch.cuny.edu/" rel="nofollow">Baruch College</a> (<a href="http://blogs.baruch.cuny.edu/fieldcenter/" rel="nofollow">Lawrence N. Field Center for Entrepreneurship</a>)</span></li>
</ul>

<p>ニューヨーク市の5つの区（マンハッタン区、ブルックリン区、クイーンズ区、ブロンクス区、 スタテンアイランド区）にそれぞれ1か所以上の参加機関があります。応募要項などについては<a href="http://www.in2.nyc/" alt="IN2NYC" target="_blank">IN2NYC</a>のページから申し込めるIN2NYCのニュースレター（メルマガ）を通じて公開される模様です。</p>

<h4>IN2NYC 関連記事</h4>
<ul>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-for-international-entrepreneurs.html" target="_blank">「IN2NYC」はニューヨーク市の起業家向けビザ発給イニシアティブ</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/05/in2nyc-appliation-process.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」続報</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/07/in2nyc-webinar.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」のWebinarが7月13日深夜に開催</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/08/in2nyc-screening-done.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」の一次選考が終了</a></li>
<li><a href="http://www.syncworld.net/blog/nob/archives/2016/12/in2nyc-phone-interviews.html" target="_blank">ニューヨークで取る就労ビザ「IN2NYC」の電話面接が終了</a></li>
</ul>]]>
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