Monozukuri Bootcamp第1期スタート、ニューヨークの次世代ウェアラブル素材スタートアップが京都へ

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今年4月に発表したニューヨーク発のスタートアップ向けアクセラレーター・プログラム「Monozukuri Bootcamp」ですが、無事に応募スタートアップの選考を終え、プログラム第1期の参加企業を発表いたしました(FabFoundry Announces First Cohort of "Monozukuri" Bootcamp for Hardware Startups in New York)。

ニューヨークで次世代ウェアラブルに不可欠な技術を開発する2社

今回選ばれた2社は、ともにウェアラブル・コンピューティングが本格的に普及する際に不可欠になる、毎日着る服にウェアラブル・コンピューティングの機能を加える素材や部品のスタートアップ企業です。ファッション業界が集積するニューヨークという場所の特性を生かした、「ユニーク」なハードウェア・スタートアップではないかと思います。

栄えある第1期に選ばれた2社を簡単にご紹介します。

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The Crated

The Crated社はファッション系スタートアップが多数、入居するBrooklyn Fashion + Design Acceleratorに居を構える、布地に電子回路を織り込むソリューションを開発するスタートアップ企業です。Monozukuri Bootcampでは「大量生産可能なスマート布地」の開発と提携先の開拓に臨みます。創業者のMadison "Maddy" Maxey氏はAutodesk社での研修で基礎となる技術を開発し、The Cratedを創業しました。同社はその後ファッション分野で世界のトップスクールParsons School of DesignのアクセラレーターXRC Labs2期目のスタートアップに選ばれるなど、注目株の1社です。なおプロダクト担当のMeisha Brooks氏は日本の大学や企業での経験があり、日本語が堪能です。

FlexTraPower

FlexTraPower社が開発するBonBoutonは、Tシャツのように毎日着る洋服に組み込む各種の生体センサーを中核にした「スマートシャツ」向けのソリューションを開発しています。創業者のLinh Le氏はケミカルエンジニアリングの博士課程で、ナノテク(グラフェン)を使ったセンサーの研究に従事しながらFlexTraPowerを創業し、その後はデザイン担当のThuy Pham氏とともに、BonBoutonの開発に取り組んでいます。FlexTraPowerはニューヨーク市が選ぶ「Next Top Makers」プログラムの2期目のフェロー企業に選ばれています。

さまざまなコミュニティ・イベントも開催予定

2社は7月25日から6週間、京都にあるハードウェア・アクセラレーター「Makers Boot Camp」を中心に、技術の深掘りや製品の開発、事業開発など自社のビジネス強化に集中します。

同時に、日本のモノづくりコミュニティとのネットワーキングを目指したイベントの開催を予定しており、地元企業との間で、新たなアイディアやビジネスの創出が可能になるのではないかと期待しています。

すでにいくつかのイベントに2社の登壇が決まっています。主に関西(京都)での活動ですが、2社にご関心がある方はぜひ参加をご検討ください(私も日本へ出張し、参加する予定にしております)。また個別のアポイント依頼については、参加スタートアップにメールなどでお繋ぎすることは可能ですので、私やMakers Boot Campまでお問い合わせください。


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