骨伝導のTU-KAだが…

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骨伝導頭蓋骨のレントゲン写真でお馴染み(?)の骨伝導ケータイ、ツーカーTS41。音声通話にこだわるツーカーらしいアプローチ、ということなのだが、どうも腑に落ちない。

というのも、ツーカーのアプローチは「技術主導の商品設計、つまり先端技術の取り込みではなく、ケータイの本来の目的である音声通話にしぼる」ということだと感じていた。つまり、主マーケットは「先端テクノロジーに流されない、目的思考のユーザー層」なんだろうと感じていた。

しかし今回の「骨伝導」。音声にこだわった、というのは分かるが、「世界初」の骨伝導システムは、どうも「技術志向の人」に向けたメッセージのような気がしてならない。ダウンタウンの松っちゃんに言わせれば「骨伝導、なにそれ。そんなんいらんよ」とでも言われそうなモノなのじゃないかな、と思える。

実際、デモ機を使って骨伝導の実力を店頭で試させてもらったが、まず骨伝導を使うのに「反対の耳をふさいでください」と言われる。それでいて、頬にケータイをあてて骨伝導を試す。

全然、自然ではない使い方。それも、お世辞にも、あまり音質はいいとは言えない。結局のところ、耳につけないと、音質はそこそこ。骨伝導の意味はあまりない。骨伝導を使おうと思えば、耳をふさぐという不自然な使い方が必要になる(ようだ)。

どうも、利用者の利用方法を考えた「骨伝導」の導入というよりは、やはり話題先行のための「最新技術」の活用に思える。

せっかく「音声重視」を打ち出したツーカーだったが、そのアンチテーゼだった「技術偏向からアプリケーション回帰」が、この骨伝導で崩れなければいいな、と思うのであった。


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トラックバック(1)

 CMなどで気になってた骨伝導ケータイ、TUKAの「TS41」が新宿ヨドバシでデモされていたので試してみた。「何それ?」って方はまず公式ページやケータイWatchへ。  ヨドバシという非常にうるさい環境なので試すにはぴったり。早速頬にあててみる。…あまりよく聞こえない 続きを読む

コメント(5)

Paul

既に耳を塞いでいる状態である、うるさい所は結構役に立つと思う。例えば、工場現場、工事現場、リファイナリなどは結構役にたつ。広告のギャルには一番使えないとおもった。だって、EAR MUFFをしている人東京ではあまりみかけないね。夏はどうする?

nob seki

デモのときには「オデコにあてると、音が一番分かりやすい」と言われましたが、こんな使い方は絶対しないだろうな、と…。

kana

難聴の人にはよりよく聞こえるのかしら?右耳だけ難聴の私ですが、ちょっと試したく。。。
「もしも〜し」って街角でいきなりおでこに当てたり、あたまにあてたり。考えるだけで楽しそう♪

lune

意味がないとか言われるとちょっと…
私みたいに補聴器のお世話になっているひとは少数かもしれませんが、
別に世に出てくるもの全てが健常者のみに向けられたものではないと思います。

nob seki

難聴の方などに向けた取り組みを非難や否定しているつもりはまったくありません。

ただ今回のツーカーのプロモーションは「音質にこだわった」という内容で、「聞き取りが苦手な場面で有効」という部分があまりハイライトされてなかったので、音質にこだわったというコンテキストにはなってないのではないか、ということです。