December 14, 2004

冷凍代

ここのところエントリーが滞っていたのは
叔父の葬式とそれにまつわる諸々で忙しかったからです。

叔父には子どもがいませんでしたし
生存する兄弟が私の父だけなこともあり
私と私の両親が 喪主である叔母といっしょに
葬儀を取り仕切った感がありました。

さて・・・・・・

病院にて 死亡を宣告されると 家族は葬儀屋さんを選定して
さっそく遺体を迎えに来てもらうところから
あの世へ送る大仕事が始まるのですが
葬儀屋が出してくる 通夜&葬儀の見積りというものを
母が始めてみて びっくりしていました。

セット料金として ひとまとめに表示しているものの
ひとつひとつを質問してゆくと
遺影を飾る花が蘭になると2万プラス・・とか
祭壇をランクUPさせると10万刻みでプラスとか・・・。

マクドナルドなら 
『ポテトはいかがですか?』
『いっしょにお飲み物はいかがですか?』と
あとからオプションを勧められるカタチですが
葬式は 余計なものまでくっついてドカンとセットで売りつけられる危険が
高いようです。

一番驚いたのは
『内臓をできるだけベストの状態に保つための処理、冷凍の薬剤でプラス15万』
どうせ 葬儀のあと火葬するのだからと 速攻でセットメニューからはずしてもらったそうな。

元気な頃は 歳をとっても色気の失せない粋な叔父でしたので
千葉のローカル葬儀屋の段取りの通りに
送られていく様子はヒジョウに無粋で
私は すっかりシラケておりました。

通夜と葬儀 ずっと受付をやっていて
葬儀屋から渡された“受付マニュアル”なるものでさらにシラケていましたが
ひと昔前まで 銀座でブイブイ言わせていたのであろう
叔父と同じ匂いのする粋なオジイサンが数人弔問に現われたところで
うっっと涙がこみ上げました。

Posted by tanaka at December 14, 2004 12:12 AM | TrackBack
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