June 10, 2004

指揮者のお仕事

大植英次指揮のハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー を聴いてきました。

ブラームスの交響曲第一番 よかったです。
十八番なのでしょうが
フレーズのニュアンスを波形で見せるような指揮は
歌舞伎のようであり 新体操のようであり とにかく
小さい身体(オケメンバーとの対比でさらに小さく見える)を
200%使って アイディアを伝えようとするエネルギーは凄いです。
また オケとのコミュニケーションが成熟しているからこそ
できる業だと思います。

コンサートの後 ごいっしょしたwyukiさん sekiさんと
一杯やりながら 『指揮者に限らず、鬼コーチタイプより 褒め上手タイプの
マネージャーのほうがトレンドなのかなあ』という話しになりました。
『優しくて褒めて乗せてくれる』のが今の流行だとしたら
何年後かには 逆行現象が起きるのでしょうかねえ。 

指揮者も 昔(私が学生のころまでかな)は 練習時に 怒って指揮棒バキッ、
そして 怒りの発信源に向かって投げて退場・・・・なんて話しや、
『ファゴットの2番がひど過ぎる。チェンジしないなら振らない』なんて話しは
ザラにありましたが。

うまく吹けないフレーズがあったりした日にゃぁ
『命をとられるわけではない・・命をとられるわけではない・・・』と呪文のように唱えながら
指揮者レッスンにのぞんだものですが
今どきの学生オケでは 『奏者を緊張させる時点で その指揮者ダメ』ってことになるのかな。
PTAモードで ジュニアオケの指導者(やさしいですよ。あまあま)しか見てないので
最近の学生オケ事情はわかりませぬ。

大植英次は 練習時には どんな感じなのかなあ。
本番の舞台上での大植氏は 満面の笑みでオケの奏者を称え上げているように見え
一見褒めてのせるタイプかなと思わせますが 
公開リハとか見てみたいです。

それには大阪(大阪フィルの音楽監督)まででかけないといけないか・・・・。

Posted by tanaka at June 10, 2004 02:34 PM | TrackBack
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